8日の日経平均は前日比205.55円安の19,492.6円

8日の日経平均は前日比205.55円安の19,492.6円、高値は19,764.21円、安値は19,475.28円。東証1部の出来高は19億2185万株、売買代金は2兆1093億円、値上がり銘柄数は377銘柄、値下がり銘柄数は1430銘柄、変わらずは116銘柄。日経平均は大幅反落。

前場の日経平均は大幅反落。前日の米株安を背景に売り先行スタートも底堅さが意識されすぐさまプラス転換、一時1万9764円21銭高(前日比66.06円高)まで上昇する場面があった。ただ、買い一巡後は再びマイナス圏に落ちると徐々に下げ幅を拡大、前場終盤には1万9481円29銭。節目として意識される1万9500円を下回り前場の取引を終えた。なお、本日の寄り付き前に発表された2015年7~9月期の実質国内総生産(GDP)改定値は前期比年率1.0%増となり、速報値の0.8%減から上方修正された。

後場の日経平均は軟調に推移。後場の寄り付きこそやや下げ幅を縮小も材料難から買いは続かず。その後は節目1万9500円の節目を挟んでのもみ合いが続いく展開となった。利上げは織り込み済みも来週のFOMC見極めたいとの動き。また、今週控えるメジャーSQ(特別清算指数)算出に向け手掛けづらさもあるようだ。

東証33業種では、値上がりは、水産・農林業、空運業の2業種のみ。一方、鉱業、石油石炭製品、鉄鋼、非鉄金属、機械が値下がりした。個別では、東証1部の値上がり率トップは神栄(3004)、2位はヨロズ(7294)、3位はタカラトミー(7867)。一方、値下がり率トップはサッポロドラッグストアー(2786)、2位はキムラタン(8107)、3位は白銅(7637)。

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