個別銘柄情報(12/3分)

アオイ電子(6832)、みずほは投資判断を引き下げ
3470円 205円安
みずほ証券は、同社の投資判断を従来の「買い」から「中立」に引き下げ、目標株価を同5700円から3400円に引き下げた。業績拡大を牽引してきたLED組立事業(集積回路部門)や子会社であるハイコンポーネンツ青森(集積回路部門)の売上高の伸びが鈍化する一方で、中期的な成長に向けた先行投資負担の増加から16/3期、17/3期の業績は前回のみずほ予想を下回り、踊り場になると考えたそうだ。

共立メンテ(9616)、MUMSSはレーティングを引き下げ
9860円 130円安
三菱UFJモルガン・スタンレー証券(MUMSS)は、同社のレーティングを従来の「Buy」から「Hold」に引き下げ、目標株価は同9340円から10950円に引き上げた。16/3期2Q累計のドーミーインの客室単価が前年同期比16%増の10200円に上昇。今後もホテル客室単価上昇が続くと予想、開発棟数の中計目標比での上積み計画等も踏まえ、MUMSS業績予想を増額修正したという。しかし、株価が大幅に上昇、中計最終年度の18/3期の大幅超過達成予想を考慮しても、上値余地が小さくなったと考えたそうだ。

日新電(6641)、いちよしはフェアバリューを引き上げ
986円 27円高
いちよし経済研究所は、同社のレーティング「A」を継続し、フェアバリューを従来の1000円から1300円に引き上げた。いちよしでは、17.3期営業利益予想を120億円から140億円へと上方修正したという。16.3期末受注残高は相対的に限界利益率が高いイオン注入装置(受注から納期までのリードタイムは1年以上)を中心に前期末比200億円増加する見通しであり、17.3期の増益に貢献すると予想したそうだ。

ニコン(7731)、SMBC日興は投資評価を引き上げ
1645円 25円高
SMBC日興証券は、同社の投資評価を従来の「3」から「2」に引き上げ、目標株価を同1060円から1570円に引き上げた。これまでSMBC日興では、2016年以降のFPDに関する設備投資を慎重に見積もってきたが、LTPSに加えOLED関連も含め中小型FPDパネルの投資意欲が根強いほか、中国政府の政策(支援)もあり中国の大型FPD(G8.5~G10.5)投資が想定以上に活発なことに鑑み、17/3期・18/3期のFPD露光装置の出荷予想を上積み、これに伴い全社予想を上方修正したそうだ。

郵船(9101)、SMBC日興は投資評価を引き下げ
316円 1円安
SMBC日興証券は、同社の投資評価を従来の「1」から「2」に引き下げ、目標株価を同520円から310円に引き下げた。業績安定感に対するポジティブな評価は株価に織り込み済みと認識したという。また、コンテナ市況の見通しを引き下げ、不定期専用船についても、ドライバルク市況低迷と業績悪化を織り込んだそうだ。

高松G(1762)、大和は投資判断を引き上げ
2763円 66円高
大和証券は、同社の投資判断を従来の「3」から「2」に引き上げ、目標株価を同2670円から2900円に引き上げた。大和業績予想について、16/3期連結営業利益は92億円(前期比+28.6%)を予想。受注高の増加や完成工事総利益率引き上げ等により、従来予想比+6億円の増額修正したという。利益率の高い工事を選別受注している一方で、継続的にコストダウンも図っており、営業利益についても16/3期以降、3期連続で過去最高を更新すると見込んだそうだ。

三菱食品(7451)、野村は目標株価を引き上げ
3115円 5円安
野村證券は、同社の投資判断は「Neutral」に据え置いたが、目標株価を従来の2800円から3100円に引き上げた。16.3期は上期の業績好調を踏まえ営業利益は前期比9%増益の167億円に上方修正、17.3期はインフレ終息により利益成長は限定的と考え同4%増益の174億円を予想したという。さらに、不稼働資産・投資有価証券売却による特別損益の改善を織り込んだそうだ。

加藤産業(9869)、野村は目標株価を引き上げ
2879円 10円高
野村證券は、同社の投資判断は「Reduce」に据え置いたが、目標株価を従来2100円から2500円に引き上げた。16.9期の営業利益は、前年比3%増益の92億円を予想したという。上期はサークルKサンクス向けの売上減少の影響が続こうが、主要取引先の売上の増加によりカバーし、庸車コスト増加の影響が限定的になりつつあることもあり営業増益は可能と考えたという。一方、海外進出、酒類・菓子卸の買収などを進めるも、利益成長を牽引するには規模が小さく、成長ドライバに乏しいとも。

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