個別銘柄情報(10/7分)

7&I-HD(3382)、GSは投資判断を引き下げ
4581円 246円安
ゴールドマン・サックス証券は、同社の投資判断を「買い」から「中立」に引き下げ、目標株価4800円は据え置いた。直近1ヵ月の株価上昇により上値余地が縮小、相対感から投資判断を引き下げたという。10/6日引け後、新経営陣による中期3ヵ年計画を発表。GSでは、1)GMSを主とした不採算事業への改革、2)株主還元策への変化、3)投資規律の強化、に注目していたという。百貨店(H2Oと提携)/CVS(量→質)で変化を見せるも、1)GMSは更なる店舗閉鎖や早期退職募集など外科手術的対応がないこと、2)株主還元政策にも変化がないため、GS目線を変えるには至らず、目標株価を据え置いたそうだ。

タカラバイオ(4974)、野村は投資判断を引き下げ
1549円 140円安
野村證券は、同社の投資判断を従来の「Buy」から「Neutral」に引き下げ、目標株価1720円は据え置いた。7月15日に新規カバー開始後、10月5日終値ベースで株価は28%上昇、堅調な業績進捗が株価に十分に反映されたと判断したという。為替前提を見直し、野村予想売上高を下方修正したが17.3期の営業利益予想は不変だそうだ。今後の注目点は、受託製造事業の継続的な伸長だという。規模が小さく、売上高は大きく変動するが、市場拡大余地は大きいため、今後安定的な伸長が見られれば、同社の売上成長をけん引する要因となるそうだ。

日清紡HD(3105)、野村は目標株価を引き下げ
996円 59円安
野村證券は、同社の投資判断は「Neutral」に据え置いたが、目標株価を従来の1170円から1110円に引き下げた。今後の注目分野としてはブレーキ摩擦材の販売拡大、エレキ事業の競争力の強化だという。Q1決算後のヒアリングを受けて、為替の前提を108円/ドル→102円/ドル、123円/ユーロ→112円/ユーロに変更し、17.3期とそれ以降の野村営業利益予想を減額修正したそうだ。

積水ハウス(1928)、CSは目標株価を引き下げ
1649.5円 36円安
クレディ・スイス証券は、同社の投資評価は「OUTPERFORM」に据え置いが、目標株価を従来の2600円から2100円に引き下げた。業績予想を見直し、CS予想の営業利益を、17年1月期1726億円(会社計画1750億円、CS従来予想1761億円)、18年1月期1880億円(CS従来予想1887億円)、19年1月期1940億円(CS従来予想1965億円)としたという。一方、18年1月期のCS予想ベースの総還元利回り(配当+自社株買い)は6.8%、配当利回りは4.5%であることから、インカムゲインの観点で投資魅力が高く、引き続き住宅セクターのトップピックとして推奨するそうだ。

DOWA(5714)、MLは投資評価を引き上げ
767円 29円高
メリルリンチ日本証券は、同社の投資評価を従来の「中立」から「買い」に引き上げ、目標株価を同600円から850円に引き上げた。亜鉛市況上昇による製錬事業の増益、亜鉛鉱山(開発中の鉱山を含む)の収益見通し好転に加え、スマートフォン需要増による伸銅品や近接センサー用LEDなど電子材料の改善から、コンセンサスを上回る18/3期業績を予想したという。亜鉛市況の上昇、電子材料の改善に沿った株価の上昇を見込んだそうだ。

三井金(5706)、MLは投資評価を引き上げ
229円 6円高
メリルリンチ日本証券は、同社の投資評価を従来の「アンダーパフォーム」から「買い」に引き上げ、目標株価を同160円から250円に引き上げた。亜鉛市況高、銅箔、触媒など機能材料の改善などからコンセンサスを大きく上回る業績を予想したという。従来、カセロネス銅鉱山の追加減損が生じうると見て、弱気評価を付与していたが、1)毎年の減損発表で株式市場は一定程度の減損を予想している、2)亜鉛市況、機能材料など他事業の改善で同鉱山の損失をカバーして大幅増益が見込まれること、から「買い」に引き上げたそうだ。

三菱マ(5711)、MLは投資評価を引き下げ
2754円 24円高
メリルリンチ日本証券は、同社の投資評価を従来の「中立」から「アンダーパフォーム」に引き下げ、目標株価を同2800円から2300円に引き下げた。日米セメントの需要低迷、原料の一般炭市況見通しの引き上げ、在庫調整の長期化による超硬工具の出荷の弱さ、長期契約の失効による多結晶シリコンの価格下落懸念を踏まえ、業績予想を減額修正したという。経常利益予想で17/3期610→570億円(会社計画640億円、IFISコンセンサス予想618億円)、18/3期690→640億円(IFIS予688億円)に修正したそうだ。

デンカ(4061)、MUMSSはレーティングを引き下げ
432円 25円安
三菱UFJモルガン・スタンレー証券(MUMSS)は、同社のレーティングを従来の「Overweight」から「Neutral」に引き下げ、目標株価を同500円から480円に引き下げた。従来は、原料安で拡大した樹脂分野での利益が他社同様に17/3期以降も残り、買収したクロロプレンゴム事業による業績上乗せ効果も寄与し、18/3期以降も最高利益更新が続くと予想していたという。しかしながら1Q(4-6月)決算では買収効果がほとんど現れなかった模様だそうだ。この点がMUMSS従来予想との相違点であり、現時点では、早期に状況が改善する期待は持ちにくいという。そのため、18/3期以降の最高利益更新の可能性が低下したと判断、低い利益成長シナリオに変更したそうだ。

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