個別銘柄情報(11/7分)

スズキ(7269)、野村は投資判断を引き上げ
3831円 257円高
野村證券は、同社の投資判断を従来の「Neutral」から「Buy」に引き上げ、目標株価を同3490円から4200円に引き上げた。野村では、従来からインド四輪市場の成長性や、同社の商品力や販売網の強さを評価しており、来期以降もインド事業は数量増に伴う増益が続くと考えたという。加えて、課題だった二輪や国内四輪の改善も進みつつあり、再評価が可能と判断したそうだ。16.3期に102億円の営業赤字となった二輪は、コストダウンと新商品効果で円高にもかかわらず損益均衡がみえてきたという。

三菱商(8058)、野村は目標株価を引き上げ
2280円 28.5円高
野村證券は、同社の投資判断は「Neutral」に据え置いたが、目標株価を従来の2000円から2300円に引き上げた。16年4~9月期決算は原料炭のスポット市況の上昇効果がデリバリーのずれもあって野村予想には若干届かなかったが、大きな驚きはなかったという。原料炭の市況前提を見直して野村の業績予想を上方修正したそうだ。修正後の17.3期予想ROEは9%まで改善を予想するが、依然としてセクター平均並みにとどまると見ているという。

ライオン(4912)、野村は目標株価を引き上げ
1895円 237円高
野村證券は、同社の投資判断は「Neutral」に据え置いたが、目標株価を従来の1430円から1730円に引き上げた。高付加価値品を継続的に投入することによる製品構成の改善、強みのある製品にマーケティング費用を集中的に投資することによる販管費の効率化などが利益改善に繋がっているという。会社は10~12月期には17.12期に向けて競争費用をしっかりと使っていくとしているが、業績計画にはなお余裕があると見られ、野村では16.12期の営業利益を会社計画を上回る250億円(前期比53%増)と予想したそうだ。

日セラミ(6929)、野村は目標株価を引き上げ
2048円 101円高
野村證券は、同社の投資判断「Buy」を継続し、目標株価を従来の2200円から2400円に引き上げた。7~9月期は一段の収益性改善が見える好決算であったという。売上高はやや伸び悩んでいるものの、17.12期以降は自動車用センサの貢献で増収が見込まれると考えたそうだ。また、工程改善に伴う生産性改善の余地はまだあり、17.12期以降も高い利益成長が続く点が魅力だという。

IIJ(3774)、SMBC日興は目標株価を引き下げ
1628円 196円安
SMBC日興証券は、同社の投資評価は「2」に据え置いたが、目標株価を同2100円から1700円に引き下げた。SMBC日興予想は、MVNO契約数の増加傾向を考慮して、売上高は上方修正したが、SI事業では、リソース不足や不十分な事業体制による外注費増加、採算悪化が見られ、徐々には改善しようが、短期間で改善しにくい要因も多いと考え、営業利益を下方修正したという。営業利益予想は、17/3期は会社計画並みの50億円に引き下げ、18/3期は85億円から66億円へ、19/3期は98億円から82億円へ修正したそうだ。

セブン銀行(8410)、SMBC日興は目標株価を引き下げ
310円 13円安
SMBC日興証券は、同社の投資評価は「2」に据え置いたが、目標株価を同395円から295円に引き下げた。目標株価引き下げの主因は、(1)BTMU(三菱東京UFJ銀行)・ゆうちょ銀行取引減少や追加ボリューム・ディスカウントの影響を詳細に予想した結果、連結純利益を0~11%下方修正した点、(2)19/3期減益転落を踏まえ適用PERを16.7倍⇒13.3倍へ引き下げた点が大きいそうだ。

寿スピリッツ(2222)、大和は投資判断を引き上げ
2934円 166円高
大和証券は、同社の投資判断を従来の「2」から「1」に引き上げ、目標株価を同4200円から4400円に引き上げた。大和の営業利益予想を、17/3期42億円(会社計画36.8億円)、18/3期50.2億円としたという。上期実績を踏まえ、粗利率の見通しを引き上げたそうだ。16年1月に買収したフランセは季節性で上期は赤字だったが、下期には例年どおり利益貢献が見込まれるそうだ。首都圏を中心とする売上高拡大とフランセの利益貢献などにより、17/3期3Q以降は再び営業増益率が拡大すると見ているという。

デンソー(6902)、大和は投資判断を引き下げ
4512円 101円高
大和証券は、同社の投資判断を従来の「2」から「3」に引き下げ、目標株価を同5900円から4500円に引き下げた。上期から下期にかけて減価償却費とR&D費用が合計264億円増加する計画であるため、修正粗利を用いた試算からは、下期営業利益の未達も懸念されるという。2Q実績を鑑み、大和予想の17/3期営業利益は従来:2950億円→2900億円にやや減額したそうだ。

カブ知恵厳選おすすめ投資顧問

カブ知恵スタッフが実際に登録し、情報提供を受けている投資顧問をピックアップ!短期取り組みに強い投資顧問、材料株に強い投資顧問、人気テーマをいち早く配信する投資顧問、ファンドなど機関の取り組み状況を配信する投資顧問、狙い目IPO銘柄を教えてくれる投資顧問、それぞれに特徴やメリットがあります。基本的な情報配信はメルマガ登録だけの無料で受け取ることができますので試してみるといいでしょう。おすすめです。

コメントを残す

CAPTCHA


サブコンテンツ

このページの先頭へ