個別銘柄情報(3/31分)

シャープ(6753)、野村を投資判断を引き下げ
129円 6円安
野村證券は、同社の投資判断を従来の「Neutral」から「Reduce」に引き下げ、目標株価を同160円から100円に引き下げた。足元の業績は想定を下回るペースで推移しており、野村の業績予想を厳しく見直したという。鴻海の持つ部材調達力や販売ネットワークの活用など同グループとの中期的なシナジーなども踏まえ、17/3期から21/3期にかけての予想をベースとしたDCF法を用いて目標株価を100円と算出したそうだ。

共英製鋼(5440)、野村は目標株価を引き下げ
1692円 48円安
野村證券は、同社の投資判断は「Neutral」に据え置いたが、目標株価を従来の2460円から2030円に引き下げた。ベトナム事業の業績見通し、国内の17.3 期の営業利益予想を引き下げ、業績予想を下方修正したという。国内の建設用鋼材の需要動向が低調である一方で、鉄屑価格が上昇しているそうだ。また、ベトナムでは野村が従来予想していたよりも製鋼設備の立ち上げに時間を要しているほか、一部の競争激化の影響も考慮したという。

マネックスG(8698)、CSは投資評価を引き下げ
291円 15円安
クレディ・スイス証券は、同社の投資評価を従来の「Neutral」から「UNDERPERFORM」に引き下げ、目標株価を同340円から260円に引き下げた。月次のデータ及び足元の市場環境を背景に、業績予想を下方修正したという。新システム稼動と旧システムの稼動停止による経費削減効果は、18/3期にはほぼ実現すると予想。ただし、17/3期下期からの経費負担減少が計画通りに進まないリスクは上昇しているそうだ。同社が今春、日本で導入する子会社トレードステーションのトレーディングツールの導入も遅れがちだという。アクティブトレーダーを取り込むために導入するが、その成果を確認できるのも早くても17/3期後半になると見たそうだ。

松井証(8628)、CSは目標株価を引き上げ
959円 10円安
クレディ・スイス証券は、同社の投資評価は「NEUTRAL」に据え置いたが、目標株価を従来の1005円から1025円に引き上げた。同社はシステムなど設備への投資を一定限度に抑制しつつ安定した制度対応、利益率を維持しているという。現在の配当利回りは4.6%程度で、株価を支える可能性が高いと考えたそうだ。また、株式市場が弱含む際に、株価のパフォーマンスは証券他社を上回る可能性があるとも。

タカタ(7312)、CSは目標株価を引き下げ
438円 24円高
クレディ・スイス証券は、同社の投資評価は「NEUTRAL」に据え置いたが、目標株価を従来の1450円から500円に引き下げた。16/3期当期純利益はリコール関連損失などの影響により40億円と予想し、17/3期営業利益は390億円と予想したという。為替の減益影響に加え、硝酸アンモニウムインフレーターの新車向け出荷禁止に伴う影響も17/3期から段階的に顕在化すると考えたそうだ。

メニコン(7780)、いちよしは「A」でカバレッジを開始
3780円 155円安
いちよし経済研究所は、同社について新規にレーティングを「A」、フェアバリューを6000円でカバレッジを開始した。独自の月定額会員制の「メルスプラン」の普及と出遅れていた1日使い捨てコンタクトレンズ(1dayレンズ)の拡大に伴う利益成長が中長期的に期待されるという。「メルスプラン」は安定的な顧客基盤となり、広告宣伝費や販売促進費を抑制できる効果があると考えたそうだ。17.3期も上場後連続で前期比20%超の営業増益を予想したという。

東武(9001)、みずほは投資判断を引き下げ
561円 4円安
みずほ証券は、同社の投資判断を従来の「買い」から「中立」に引き下げ、目標株価を同700円から630円に引き下げた。同社には銀座東武ホテルや八重洲地区で取得済の開発予定地の一体開発に加え、池袋西口再開発や東武伊勢崎線とうきょうスカイツリー駅付近の連続立体交差事業など、中長期的に企業価値向上に資する再開発案件が豊富に存在するという。一方で、いずれの案件もまだ具現化しているものはないそうだ。主要沿線駅に好立地の再開発案件を持つとはいえ、再開発後を考慮した評価は時期尚早と考えたという。

オリンパス(7733)、SMBCは目標株価を引き下げ
4375円 75円高
SMBC証券は、同社の投資評価は「1」に据え置いたが、目標株価を従来の6000円から5000円に引き下げた。16/3期は3Qの外科用内視鏡の回収問題と4Qからの円高影響を織り込み営業利益を約60億円減額し、1070億円と予想したという。17/3期以降は主に為替の影響を考慮し、売上および利益を減額したが、同社の医療事業の成長性の見方に変更はないそうだ。引き続き消化器内視鏡、処置具、外科用内視鏡の成長性は高く、18/3期以降は2ケタ成長に回帰すると予想したという。

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