個別銘柄情報(4/21分)

LINE(3938)、GSは投資判断を引き下げ
3905円 135円安
ゴールドマン・サックス証券は、同社の投資判断を従来の「買い」から「中立」に引き下げ、目標株価を同4700円から4040円に引き下げた。16年4Q平均371円だったCPMが2020年時点で国内のインスタグラム、Twitterと並ぶ600円程度へ成長、パフォーマンス広告の売上高は20年度時点で710億円、モバイル・ディスプレイ広告市場で14%のシェアを想定したという。従来想定から切り下げた部分は、既に広告表示回数が高いタイムラインの広告インプレッションだそうだ。加えて、株式報酬費用を予想に織り込み、17-20年度営業利益予想は25/24/21/20%%引き下げたという。

アリアケ(2815)、GSは投資判断を引き下げ
6820円 60円安
ゴールドマン・サックス証券は、同社の投資判断を従来の「買い」から「中立」に引き下げ、目標株価7100円は据え置いた。17年2月8日に投資判断を買いでカバレッジ開始して以来、株価は12%上昇(TOPIXは-3%、消費財カバレッジ平均は+4%)、上値余地が限定的となったことから、投資判断を変更したという。GSでは今後5年間(FY16→21)のCAGRを売上で+8%、営業利益で+11%と、売上拡大に牽引された力強い成長を予想。同社の営業利益率は17/3期予想で20%超と既に高いため、売上成長の加速が確認できれば、同社株の評価は今後一段と高まると見ているそうだ。

明治HD(2269)、GSは投資判断を引き下げ
9250円 170円安
ゴールドマン・サックス証券は、同社の投資判断を従来の「買い」から「中立」に引き下げ、目標株価10000円は据え置いた。上値余地が限定的となったため投資判断を変更したという。業績予想に変更はなく、明治HDの今後5年間の営業利益CAGRは+8%とGS消費財カバレッジ並みと見ているそうだ。但し、薬価改定のないFY17は、主力のヨーグルトや菓子等食品事業の増収と医薬事業の増益転換によって前年比14%営業増益と予想するも、毎年の薬価改定がスタートする前提のFY18以降は、医薬事業の減益と食品事業の利益成長が巡航速度となることから、利益成長率は6%近辺にスローダウンすると予想したという。

富士電機(6504)、SMBC日興は目標株価を引き上げ
612円 7円高
SMBC日興証券は、同社の投資評価「1」を継続し、目標株価を従来の670円から790円に引き上げた。産業プラント絡みでは、2020年1月より世界的に海洋における硫黄酸化物(SOx)規制の大幅強化に伴い、従来の燃料油による航行が困難となることから、同社船舶用SOxスクラバに対する需要が拡大する可能性が高いという。また、パワー半導体関連では2020年以降にHEV/EV向けIGBTの大幅拡大が見込まれるほか、IoT・省エネニーズの増加を反映し、産業分野などでも全般的に需要が従来比拡大すると考えたそうだ。

旭硝子(5201)、SMBC日興は投資評価を引き上げ
916円 35円高
SMBC日興証券は、同社の投資評価を従来の「2」から「1」に引き上げ、目標株価を同770円から1100円に引き上げた。営業利益予想は、17/12期は減価償却費の負担減少、合理化効果、円安進行などを考慮して950億円→1062億円(前期比10.3%増)に修正したという。同社におけるLCD用基板ガラスの前提は、販売数量は市場並みの前期比6%増(従来5.3%増)、平均販売価格は従来通り8%減としたそうだ。液晶テレビの大型化に伴う販売面積の拡大を考慮して販売数量を引き上げたほか、販売価格の下落幅の縮小や合理化推進により、LCD用基板ガラスは17/12期に増益に転じると見たという。

住阪セメ(5232)、SMBC日興は投資評価を引き上げ
467円 17円高
SMBC日興証券は、同社の投資評価を従来の「2」から「1」に引き上げ、目標株価を同430円から570円に引き上げた。18/3期以降は、(1)国内セメント需要は2016年後半から底打ちの兆しが見られること、(2)18/3~20/3期にかけて、国内セメント販売価格の値上げを織り込むこと、などから、国内セメント事業は増益に転じると予想したという。非セメント分野においても事業基盤が整い、利益拡大余地があると見たそうだ。

協和キリン(4151)、大和は投資判断を引き上げ
1890円 63円高
大和証券は、同社の投資判断を従来の「3」から「2」に引き上げ、目標株価を同1800円から2300円に引き上げた。同社は、4月19日、抗FGF23抗体burosumabの成人X染色体遺伝性低リン血症(XLH)に対する臨床フェーズ3試験の結果を発表。大和では、今回示された有用性を受けて、成人での浸透率の想定を米国では45%程度に引上げたという。ただし、一部の副次評価項目で有意差が示されなかったことや、想定使用患者に占める成人の割合が高まったことなどを考慮したそうだ。患者一人当たりの薬価の想定は、米国で年8万ドルに変更(前回10万ドル)。以上の結果、burosumabの想定ピーク時売上高を年1200億円程度(同740億円程度)としたという。

いちごHD(2337)、大和は投資判断を引き下げ
309円 15円安
大和証券は、同社の投資判断を従来の「2」から「3」に引き下げ、目標株価を同520円から350円に引き下げた。減益ガイダンスは、上場ファンドへの売却規模・タイミングにより業績が変動することを印象づけるものとなり、ネガティブになると考えたという。ただし、パイプラインは豊富であり、外部売却を含めれば増益基調は継続できると予想しているそうだ。今年度はイグジットの多様化が業績を底上げすると見られるという。

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