個別銘柄情報(5/24分)

Jパワー(9513)、野村は投資判断を引き上げ
2828円 13円高
野村證券は、同社の投資判断を従来の「Neutral」から「Buy」に引き上げ、目標株価を同4170円から4300円に引き上げた。電力会社との卸売契約の変更により、石炭火力事業の収益性が改善すると考え、18.3期の経常利益予想を上方修正したという。野村では17.3期の業績低迷は、火力発電設備の集中修繕など主に一過性の要因によるものであり、18.3期から業績は回復へ転じると予想したそうだ。

コマツ(6301)、野村は投資判断を引き上げ
1790.5円 12円安
野村證券は、同社の投資判断を従来の「Reduce」から「Neutral」に引き上げ、目標株価を同1650円から1750円に引き上げた。野村の17.3期営業利益予想が前期比27%減の1530億円(108円/ドル前提)で会社計画1500億円(同105円)に近く、約3割の減益は株価に織込まれたと考えたという。また、同配当利回りが3.2%と比較的高く、株価を一定程度支えると見たそうだ。加えて、業界内での競争力と利益創出力は高く、18.3期に需要が回復する兆しが見えれば、株式市場で評価されやすいと考えたという。

ジャパンディスプレイ(6740)、野村は目標株価を引き下げ
196円 4円安
野村證券は、同社の投資判断は「Neutral」に据え置いたが、目標株価を従来の270円から220円に引き下げた。17.3期通期の売上高は9000億円、営業利益は200億円を予想したという。スマホ需要の伸び悩み、円高の影響など厳しい事業環境が続く見通しだが、15年7月から開始した経営改革プロジェクトの成果が通年で寄与することや、構造改革による固定費削減(約170億円/年、17.3期は約80億円)が見込まれることから、前期比での増益は可能と考えたそうだ。

クルーズ(2138)、野村は目標株価を引き下げ
2100円 145円安
野村證券は、同社の投資判断は「Neutral」に据え置いたが、目標株価を従来の2600円から2300円に引き下げた。17.3期の営業利益は34億円から29億円へ、18.3期は37億円から32億円へとそれぞれ修正したという。修正の主因は既存ネイティブゲームの伸び悩みだそうだ。ブラウザゲームはマルチプラットフォーム展開などで比較的安定的に推移している一方で、ネイティブゲームは主力タイトル「エレメンタルストーリー」や「FFグランドマスターズ」の売上ランキングが低調に推移しているほか、「デジモンリンクス」も4月半ば以降売上ランキングは低下傾向にあるという。

荏原(6361)、野村は目標株価を引き上げ
560円 1円高
野村證券は、同社の投資判断「Buy」を継続し、目標株価を従来の600円から680円に引き上げた。17.3期は精密・電子事業などの増益で風水力事業の減益を吸収、営業利益で前期比微増益を予想したという。サービス&サポート(S&S)事業をベースとして、セクター内で相対的に堅調な業績を見込める点を評価したそうだ。

ナブテスコ(6268)、東海東京はレーティングを引き上げ
2753円 29円高
東海東京調査センターは、同社のレーティングを従来の「Neutral」から「Outperform」に引き上げ、目標株価を同2250円から3080円に引き上げた。16/12期1Q(1-3月)業績は会社想定を上回ったものと推測されるという。産業用機器事業の採算改善が目立ったそうだ。従来からの事業拡大だけでなく、売価引き上げが奏功してきたと考えられるという。東海東京の16/12期業績予想は会社計画を下回るが、円高影響が大きいためであり、本業は会社計画よりも好調に推移していると想定したそうだ。

エムスリー(2413)、SMBC日興は目標株価を引き上げ
3225円 変わらず
SMBC日興証券は、同社の投資評価「1」を継続し、目標株価を従来の3200円から3500円に引き上げた。エビデンスソリューション事業は、SMBC日興想定より速いペースで収益性の改善が進んでおり、営業利益予想を上方修正したという。海外事業は為替の影響なども考慮し若干減額したが、大きな見方に変更はなく、引き続き20%以上の利益成長が可能と考えたそうだ。

いすゞ(7202)、JPは投資判断を引き上げ
1243.5円 33.5円高
JPモルガン証券は、同社の投資判断を従来の「Neutral」から「Overweight」に引き上げ、目標株価を同1350円から1560円に引き上げた。タイを中心にASEANの需要懸念は概ね後退したと判断、同社の高い商品力によるシェア拡大の可能性から17/3期もLCVでの強い収益成長が期待できるという。固定費負担が重い先行投資局面が終わり持続的成長局面へ移行すると考えたそうだ。

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