個別銘柄情報(7/11分)

ヨンドシーHD(8008)、SMBC日興は目標株価を引き下げ
1976円 75円高
SMBC日興証券は、同社の投資評価は「1」に据え置いたが、目標株価を従来の3300円から2700円に引き下げた。足元の売上苦戦は結婚指輪とファッションジュエリーが要因と考えたという。結婚指輪は、前年同期比で販促施策が弱かったことに起因している可能性があるそうだ。主力のジュエリー事業の鈍化を踏まえ、SMBC日興業績予想を見直したという。

チヨダ(8185)、SMBC日興は目標株価を引き下げ
2137円 95円安
SMBC日興証券は、同社の投資評価は「2」に据え置いたが、目標株価を従来の3300円から2500円に引き下げた。SMBC日興予想を減額、17/2期は営業減益に転じると予想したという。主因は、(1)単体売上回復を牽引してきたNBスニーカーの売上鈍化およびレディースシューズの売上低迷、(2)レディースシューズの低迷等による粗利率の低下、以上2点だそうだ。

京都銀(8369)、CSは投資評価を引き上げ
648円 68円高
クレディ・スイス証券は、同社の投資評価を従来の「Neutral」から「OUTPERFORM」に引き上げ、目標株価は同890円から830円に引き下げた。現在、京都銀行の時価総額を保有株式時価が上回る逆転現象が発生しており、その差は1000億円に達しているという。過去、こうした逆転現象は金融危機の時期(邦銀大手行への公的資金注入、リーマン・ショック)に発生しているが、市場の安定化とともに正常化、逆転現象は解消しているそうだ。京都は国内資金利益への依存度が高く、マイナス金利の影響は大きいが、貸出金の伸びが順調であること、外債を含む運用多角化を実施していることから銀行の業績悪化は地銀平均を下回ると考えたそうだ。

コンコルディアF(7186)、CSは投資評価を引き上げ
404.2円 25.2円高
クレディ・スイス証券は、同社の投資評価を従来の「Neutral」から「OUTPERFORM」に引き上げ、目標株価は同540円から500円に引き下げた。横浜銀行と東日本銀行の経営統合後上場したコンコルディアFGの株価は他の地銀に比較して割安な状況にあるという。その原因はコンコルディアが発表した保守的な会社予想によると思われるが、コンコルディアではFY3/17に約600億円の負ののれん計上益を見込んでおり、今期に様々な統合費用を前倒し計上する予定になっていることがその理由だそうだ。旧横浜銀行の低いOHR、高いROAという良好な収益性は堅持されており、今後、このミスプライスは是正されると考えたという。

クスリのアオキ(3398)、岩井コスモは投資判断を引き下げ
4890円 35円安
岩井コスモ証券は、同社の投資判断を従来の「B+」から「B」に引き下げ、目標株価を同6700円から5400円に引き下げた。北陸新幹線開業も追い風に既存店売上高が伸長、前期営業利益は前期比16%増と順調な決算だという。しかしながら、高速出店によるコスト増により成長期待が鈍化する一方、マネジメントや既存店舗のオペレーションの弱体化リスクが懸念されるそうだ。株価は、指標面で割安感に乏しいこともあり、当面上値の重い展開が予想されるという。

7&I-HD(3382)、岩井コスモは投資判断を引き上げ
4284円 206円高
岩井コスモ証券は、同社の投資判断を従来の「B+」から「A」に引き上げ、目標株価5400円は据え置いた。コンビニ既存店売上高が好調に推移、第1四半期経常利益は4期連続最高益を更新したという。今期は赤字だったイトーヨーカ堂の黒字転換を計画、コンビニ事業の好調も続く見通しだそうだ。井阪新体制による収益性期待が高まると考えたという。

住友理工(5191)、東海東京は「Outperform」でカバレッジを開始
804円 2円高
東海東京調査センターは、同社について、新規にレーティングを「Outperform」、目標株価を1500円でカバレッジを開始した。海外企業の買収により、防振ゴムの市場では世界トップシェアとなったという。ターボチャージャー搭載車の販売拡大で付加価値の高い製品の需要も増える見通しだそうだ。17/3期の東海東京予想は、円高前提(105円/ドルおよび115円/ユーロ)にもかかわらず、売上高4000億円(前年比5.8%減)でも営業利益は138億円(同7.3%増)を見込んだという。

Eギャランティ(8771)、東海東京は「Outperform」でカバレッジを開始
3265円 215円高
東海東京調査センターは、同社について、新規にレーティングを「Outperform」、目標株価を4060円でカバレッジを開始した。近年は好況下、大企業向けの低リスク案件の保証が伸長する中で売上原価率が改善し、経常利益は2桁の増益を続けているという。東海東京では、行き不透明な景気がポジティブに働くビジネスモデルに注目したそうだ。

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