個別銘柄情報(9/1分)

GMO(9449)、野村は目標株価を引き上げ
1462円 36円安
野村證券は、同社の投資判断「Buy」を継続し、目標株価を従来の1700円から1960円に引き上げた。16.12期営業利益予想を156億円→173億円へ上方修正したという。インターネットインフラ事業は、決済事業や「.shop」の販売の好調を考慮して59億円→65億円へ上方修正したそうだ。また、インターネット証券事業は、Brexitの影響による取引ボリュームの拡大と新FXシステムの導入による収益性の向上を反映させて、営業利益を84億円→95億円へ上方修正したという。

DMG森精機(6141)、野村は目標株価を引き下げ
1105円 37円安
野村證券は、同社の投資判断は「Neutral」に据え置いたが、目標株価を従来の1380円から1220円に引き下げた。16.12期営業利益予想を15.1~12月期との比較で50%減の180億円としたという。同180億円減の主因は、売上数量(同2%減)で40億円減益、為替で90億円減益、人件費・償却費で40億円減益、生産抑制(日本工場での在庫削減)で12億円減益、欧州リース会社の連結対象外化で12億円減益、材料費で20億円増益(売上比0.5%)だそうだ。下期の売上については日本の減少は残ろうが、米州は自助努力として直販化の効果、中国・アジアは需要の下げ止まりが予想されるという。

愛知鋼(5482)、野村は目標株価を引き上げ
546円 3円安
野村證券は、同社の投資判断は「Neutral」に据え置いたが、目標株価を従来の440円から530円に引き上げた。17.3期下期には主要顧客の生産水準が上期比で上昇することが予想され、鋼材スプレッド(=鋼材価格-鉄屑価格)も同改善が予想されるという。また、円高も原燃料コストの低減につながり、業績面でポジティブに作用するそうだ。鉄屑価格の鋼材価格への転嫁が進むことで、18.3期にもスプレッドの改善が予想され、増益基調が続くと予想したという。ただし、同社の株価は直近、上昇しており、指標面でも割安感のある水準ではないため、一段の株価上昇には海外の鍛造品事業などの収益がより安定することなどが必要とみているそうだ。

ピジョン(7956)、CSは目標株価を引き下げ
2723円 30円安
クレディ・スイス証券は、同社の投資評価は「NEUTRAL」に据え置いたが、目標株価を従来の3450円から2900円に引き下げた。中期営業利益(OP)予想を従来比8%減額修正したという。大半が為替前提の見直し影響(1ドル=103円、1元=15円に変更)。今後3年OP年率成長率は+5.4%(為替中立ベースで+10%)を予想したそうだ。9月5日発表予定の2QOPはYoY9%減益をCSでは予想、通期会社計画の下方修正発表で悪材料出尽くしになる可能性があるという。

サントリーBF(2587)、CSは目標株価を引き下げ
4150円 45円高
クレディ・スイス証券は、同社の投資評価は「NEUTRAL」に据え置いたが、目標株価を従来の5200円から4500円に引き下げた。下期は、1)昨年に比べて業界全体で新商品が少ない見込み、2)消費者の節約志向の継続、3)直近の台風影響、が現時点の懸念材料だという。ベトナムの16年上期は2桁売り上げ成長と強さが増す一方で、欧州主要国での小売り側の値下げ圧力や消費マインド回復鈍化を懸念するそうだ。総じて、アジア以外の市場を当社は楽観視できないという。

フジクラ(5803)、CSは目標株価を引き下げ
564円 17円安
クレディ・スイス証券は、同社の投資評価は「NEUTRAL」に据え置いたが、目標株価を従来の540円から510円に引き下げた。CSの17/3期営業利益予想を従来の270億円から265億円に5億円減額修正したという。円高(為替前提を1ドル=109円から103円に変更)とスマートフォン向けFPCの販売不振を、自動車電装事業の好調では補えないと考えたそうだ。今期のFPC売上高予想は、従来の1120億円(YoY15%増)から950億円(同2%減)へ下方修正。FPC最大手のNOK(7240)は7月に、今期のFPC売上高計画を期初のYoY7%減から18%減に下方修正しており、同社計画(1234億円、同27%増)も下方修正は避けられないと見たという。

クラリオン(6796)、MUMSSはレーティングを引き上げ
314円 28円高
三菱UFJモルガン・スタンレー証券(MUMSS)は、同社のレーティングを従来の「Neutral」から「Overweight」に引き上げ、目標株価を同240円から370円に引き上げた。1Q(4-6月)調整後営業利益18.6億円は前年同期比3.5億円の増益となり、持続的な原価低減への取り組みと北米OEM拡販により円高デメリットを吸収したという。今後は、競合他社より早く拡大してくるADAS(Advanced Driving Assistant System)の収益貢献が、円高デメリットがある中でも顕在化する可能性が高まったとMUMSSでは予想したそうだ。自動運転機能が注目される今夏発売の日産セレナには同社のパーキングアシストシステムが採用されたとMUMSSでは推定しており、目先の収益貢献が期待できるという。

パイオニア(6773)、MUMSSはレーティングを引き上げ
241円 14円高
三菱UFJモルガン・スタンレー証券(MUMSS)は、同社のレーティングを従来の「Underweight」から「Neutral」に引き上げ、目標株価を同170円から230円に引き上げた。17/3期1Q(4-6月)営業利益は4億円(前年度比5.4倍、3億円増)と増益となり、対ドルの円高への抵抗力をあらためて示したという。原価率改善も進捗しているとみられるそうだ。これらにより、17/3期の大幅な会社計画未達懸念は、従来よりも後退したと考えたという。MUMSS予想営業利益を上方修正、17/3期75億円(従来60億円)、18/3期115億円(同90億円)、19/3期100億円(同70億円)としたそうだ。

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