個別銘柄情報(9/29分)

トクヤマ(4043)、CSは投資評価を引き上げ
421円 58円高
クレディ・スイス証券は、同社の投資評価を従来の「Underperform」から「NEUTRAL」に引き上げ、目標株価を同310円から420円に引き上げた。CSでは、トクヤママレーシアの事業譲渡は株価にポジティブと考えたという。足元で市況が再びトクヤママレーシアのキャッシュコストを割り込むなか、太陽電池用ポリシリコンの需給環境は中期的にも厳しいそうだ。事業譲渡により同社の収益変動リスクは低減されると見たという。

東ソー(4042)、CSは目標株価を引き上げ
652円 13円高
クレディ・スイス証券は、同社の投資評価は「NEUTRAL」に据え置いたが、目標株価を従来の500円から700円に引き上げた。石化・ウレタン採算改善、機能商品拡大により、同社の17/3期営業利益予想を680億円から750億円へ10%上方修正したという。一方、同社の懸念材料であったウレタン原料(MDI)の採算が足元で改善傾向にあるが、17年からの新増設計画による需給緩和で中期的には採算悪化の可能性が残るそうだ。

コンコルディアF(7186)、CSは投資評価を引き下げ
456.4円 3.9円高
クレディ・スイス証券は、同社の投資評価を従来の「Outperform」から「NEUTRAL」に引き下げ、目標株価500円は据え置いた。1Qの決算発表により、のれん代の計上に伴う会計処理などが確定、業績予想がよりクリアになったこと、自社株買いを発表したことで、横浜銀行の株主還元に対する積極性が踏襲されていることも再確認されたこと等が、対TOPIXおよび銀行インデックス(東証1部)で7月以降の同行株のアウトパフォーマンスにつながったと考えているという。ここからはマイナス金利の影響により利ざやの縮小が続き、経営統合効果も実現に時間がかかるとみられることから、アウトパフォーマンスは難しいと考えたそうだ。

三菱UFJ(8306)、CSは目標株価を引き上げ
516.0円 6.8円高
クレディ・スイス証券は、同社の投資評価「OUTPERFORM」を継続し、目標株価を従来の580円から680円に引き上げた。収益の増加基調や経費削減余力、さらにはキャピタルゲインの計上余力を考慮し、業績予想を上方修正したという。急激な円高で貸出金減少や利益減少を余儀なくされたが、為替が安定してくれば増益確保は可能と考えたという。高止まりしていた経費の抑制も収益確保に貢献すると見たそうだ。

三井住友(8316)、CSは目標株価を引き上げ
3432円 24円高
クレディ・スイス証券は、同社の投資評価「OUTPERFORM」を継続し、目標株価を従来の3600円から4900円に引き上げた。マイナス金利深掘り懸念の後退によるエクイティリスクプレミアムの縮小を主因に目標株価を引き上げたという。マイナス金利の影響で国内貸出利ざやが縮小、インデックス投信の評価益減少もあって資金利益は減少するが、非資金利益の伸びで増益は可能と見たそうだ。株主還元強化はバーゼルの新規制待ちであるが、目安のCET1比率は10%と十分に余裕を持っており、来年5月の本決算発表と同時の自社株買い発表を予想しているという。

みずほ(8411)、CSは目標株価を引き上げ
172.4円 1.1円高
クレディ・スイス証券は、同社の投資評価は「NEUTRAL」に据え置いたが、目標株価を従来の170円から210円に引き上げた。貸出金の伸びが止まり、利ざやの縮小の影響が拡大、資金利益の減少拡大によりFY3/18以降の業績見通しを下方修正したという。目標株価は総還元率にかかわるディスカウントファクターの適用取り止めにより、増額修正したそうだ。ロイヤル・バンク・オブ・スコットランド(RBS)の北米企業向けコミットメントライン買収に伴う海外貸し出し増加は現地通貨ベースでは続いており、この買収の成功を印象付けているが、円高で収益貢献が減殺、国内貸出金も減少に転じるなど、円高や市場金利の影響をメガバンクの中では相対的に大きく受けているという。

アドバンテ(6857)、SMBC日興は投資評価を引き上げ
1388円 57円高
SMBC日興証券は、同社の投資評価を従来の「3」から「2」に引き上げ、目標株価を同800円から1470円に引き上げた。17/3期1Q実績で、リーマン・ショック以降で最も高い営業利益率を記録するなど収益性が大きく改善、今後もSoCテスタV93000等を軸に収益性改善に持続性があると判断したという。これに伴い、17/3期以降の収益水準も従来弊社予想比で大幅に上振れし、収益(EPS)ベースでのバリエーション面も割高感が払拭され、セクター内で平均的な位置付けとなる公算大だそうだ。

タチエス(7239)、いちよしはレーティングを引き下げ
1650円 76円安
いちよし経済研究所は、同社のレーティングを従来の「A」から「B」に引き下げ、フェアバリュー1900円は据え置いた。投資回収が2017.3期の高い増益率を生み出すことに加え、中期的に自社フレームの採用拡大による収益率の高まりが予想されるという。これが同社のプレミアムになるとの見方について変わりはないが、現状の株価水準といちよしのフェアバリューとの乖離率は縮小傾向にあり、上述の好材料が概ね織り込まれつつあると判断したそうだ。

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