16日の日経平均は前日比200.97円高の17,869.12円

16日の日経平均は前日比200.97円高の17,869.12円、高値は17,886.44円、安値は17,807.47円。東証1部の出来高は27億2666万株、売買代金は2兆8561億円、値上がり銘柄数1585銘柄、値下がり銘柄数は314銘柄、変わら86銘柄。日経平均は大幅反発。

前場の日経平均は大幅反発。米市場の史上最高値更新が続いているほか、1ドル=109円台まで円安・ドル高が進んだことから朝方から買いが先行した。その後、買い一巡後は直近急ピッチな上昇からの利益確定売り、円安一服もあって伸び悩む場面もあったものの、買い意欲は衰えず前場終盤にかけて上げ幅を再び拡大させ日経平均は1万7800円台を回復。取引時間中での1万7800円台は2月2日(高値1万7864円70銭)以来約9カ月半ぶり。目先の戻りメドとして1万8000円の節目が意識されていると思われる。

後場は日経平均は高値圏でのもみ合い。後場は直近の上昇の早さからの警戒感からの利益確定売りに上値が重かった。ただ、トランプ次期大統領政策、1ドル109円台の円安などを支えに底堅く推移。前日に引き続き銀行株などの上昇が目立ったほか、新興市場の直近出遅れていた銘柄に買いが集まっていた。

東証33業種では、銀行業、鉱業、倉庫運輸関連、保険業、パルプ・紙が値上りした。一方、不動産業の1業種のみが値下がりした。個別では、東証1部の値上がり率トップはトランザクション(7818)、2位は東京産業(8070)、3位は住江織物(3501)。一方、値下がり率トップはドリームインキュベータ(4310)、2位はトヨタ紡織(3116)、3位はゲンキー(2772)

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