23日の日経平均は前日比59円安の16052.05円

23日の日経平均は前日比59円安の16052.05円、高値は16,350.38円、安値は16,001.19円。東証1部の出来高は23億2218万株、売買代金は2兆2925億円、値上がり銘柄数は442銘柄、値下がり銘柄数は1415銘柄、変わらずは84銘柄。日経平均は小幅反落。

前場の日経平均は小幅続伸。朝方は前日の欧米株高を背景に買いが先行し、日経平均株価は一時、午前9時24分には1万6350円38銭(前日比239円99銭高)まで上昇した。ただ、その後は急速な円高・ドル安の流れが進行から上げ幅を縮小、一時マイナス圏に沈む場面もあったが前場終盤にかけやや持ち直しプラス圏は維持した。

後場の日経平均は中国・上海総合指数が下げ幅を拡大した流れから売りが先行、その後も為替の円高警戒などを背景に再度マイナス転換。午後13時7分には、本日の安値となる1万6001円19銭(前日比109円86銭安)まで下落した。また、13時過ぎに一瞬だけ急速に円安に振れるポイントがあり、一時プラス圏に浮上も投資家心理は悪化しており買いは続かず。日経平均はなんとか節目の1万6000円台はキープしたものの、終盤は本日安値付近でのもみ合いとなった。

東証33業種では、鉄鋼、非鉄金属、保険業、鉱業、海運業が値上がりした。一方、水産・農林業、不動産業、情報・通信業、食料品、建設業が値下がりした。個別では、東証1部の値上がり率トップは星光PMC(4963)、2位はテクマトリックス(3762)、3位はコムチュア(3844)。一方、値下がり率トップはイーレックス(9517)、2位はキムラタン(8107)、3位はサイバネットシステム(4312)。

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