6日の日経平均は先週末比62.2円安の16,580.03円

6日の日経平均は先週末比62.2円安の16,580.03円、高値は16,581.30円、安値は16,322.647円。東証1部の出来高は18億7087万株、売買代金は1兆8267億円、値上がり銘柄数595銘柄、値下がり銘柄数は1233銘柄、変わらず128銘柄。日経平均は反落。

前場の日経平均は大幅反落。前週末の注目の集まった米雇用統計の悪化を受け、為替相場が一時1ドル=106円台前半まで円高・ドル安が進行、米株安も受け大幅反落スタート。寄り付き直後の午前9時5分には1万6322円64銭(前週末比319円59銭安)まで下落する場面があったが、売り一巡後は下げ渋る展開。ただ、イエレンFRB議長の講演を見極めたいとの動きもあり戻りは限定的となっている。

後場の日経平均は下げ幅を縮小。前場は円高進行を嫌気され輸出株中心に幅広い銘柄が売り優勢となったが、午後に円高進行が一服すると寄り付きから買いが先行、その後も押し目買いや買い戻しを支えに持ち直しの動きに。大引け間際には、本日の高値となる1万6581円30銭(前週末比602円93銭安)まで下げ幅を縮めた。なお、イエレンFRB議長講演も控え積極的な売買は手控えられたか東証1部の売買代金が2営業日連続で2兆円を下回る結果となった。

東証33業種では、鉄鋼、電気・ガス業、陸運業、非鉄金属、情報・通信業が値上がりした。一方、証券商品先物、鉱業、保険業、銀行業、その他金融業が値下がりした。個別では、東証1部の値上がり率トップは宮越ホールディングス(6620)、2位はインターワークス(6032)、3位は東邦チタニウム(5727)。一方、値下がり率トップは神戸物産(3038)、2位はランド(8918)、3位はいちよし証券(8624)

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