三菱UFJモルガン・スタンレー証券、マザーズ先物上場は現物株にポジティブ

三菱UFJモルガン・スタンレー証券は、5月26日付けで「マザーズ指数先物の上場は現物株にどんな影響を与えるのか?」と題したレポートをリリースしました。日経平均先物が上場した時期を参考に、指数採用銘柄が初めて先物の影響を受けることになった場合にどのような変化が見られるのかを検証したそうです。それによれば、先物上場は流動性の改善に大きく寄与、また、株価ボラティリティも全般的に低下しているということです。一方、デメリットとしては、時価総額の大きい銘柄や流動性の低い銘柄の株価の動きが必要以上に先物の影響を受けやすくなる点を指摘。しかしながら、流動性の改善やボラティリティの低下は投資家にとって銘柄選択の拡大につながるため、先物上場は現物株にポジティブとなると結論付けています。

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