本日の相場見通し 日経平均は膠着、巣ごもり消費、DX関連に注目「

15日の大阪ナイトセッションの日経平均先物3月物は前日比10円安の26680円、高値は14日16時45分の26770円、安値は15日01時32分の26660円でした。14日のNYダウは反落、前週末比184.82ドル安の29861.55ドルでした。感染防止のためロックダウンが再度導入されるとの観測が浮上したことが嫌気されました。一方、ナスダック総合株価指数は同62.168ポイント高の12440.040ポイントと反発しました。NY原油先物相場は反発、WTI期近の2021年1月物は前週末比0.42ドル高の1バレル46.99ドルでした。NY金先物相場は反落、21年2月物は前週末比11.5ドル安の1トロイオンス1832.1ドルでした。

 

14日のVIX指数は前日比1.41(6.05%)高の24.72でした。また、VIX3Mは同1.06(4.07%)高の27.11で、VIX/VIX3Mレシオは同0.02(1.90%)高の0.91と、1を割り込んでいます。このため、「リスクパリティ型ファンド」からの暴力的な売りを警戒する必要性は大幅に低下しています。また、Skew指数(スキュー指数、別名「ブラックスワン指数」)は、前日比0.63(0.45%)安の139.29でした。

 

一方、14日の日本では、プット・コールレシオは0.38と前日比変わらずでした。東証1部の騰落レシオ(25日移動平均)は110.80と前日の111.12から低下しました。新高値銘柄数は96、新安値銘柄数は1でした。

 

なお、日経平均に関しては、日足ベースの一目均衡表では基準線は14日現在「上向き」継続です。転換線は「水平」継続です。転換線と基準線は「好転」継続です。遅行スパンは26日前よりも上に浮上したままで、「好転」継続です。引き続き雲の上で推移しています。また、先行スパンのクロスは、現在は確認できません。先行スパン2は、「上向き」継続です。また、14日現在のMACD(12日-26日)は550.91と前日の576.86から低下、シグナル(9日)は657.41と前日の678.42から低下、ヒストグラム(=MACD -シグナル)はマイナス106.50と前日のマイナス101.56から低下し、「売り」継続です。なお、ここ20日間のディストリビューションデー(株価指数が下落するときに取引高が前日より増大する日のことです。20日以内に5回あると暴落の兆しと言われています。)は5日です。

 

米国株に方向感が乏しいため、本日の日経平均も方向感乏しい、もみあいになりそうです。想定レンジは26650円±300円程度です。政府が観光支援策「Go Toトラベル」事業について、12月28日から1月11日まで全国一斉に停止することを決めたことは、マインドを悪化させたことでしょう。このため、本日は巣ごもり消費関連や、DX関連が人気化しそうです。

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