震源地の欧州が落ち着かないと厳しい局面は続きそう

日経平均先物3月物のイニシャルレンジは16220円~16390円、下方イクステンションでターゲットは16040円です。東京外国為替市場で円が対ドルで一時1ドル=114円90銭まで上昇しました。東京市場での114円台突入は2014年11月11日以来、約1年3カ月ぶりのことです。足元の株安、円高は、ドイツ銀が中核的自己資本(ティア1)を補強するために過去に発行した債券の利払いに懸念が広がり、CDS市場でドイツの大手銀行の保証料率(プレミアム)が上昇したのが発端です。こうなると震源地の欧州が落ち着かないと、日本株の下落圧力、安全通貨の「円」高圧力は弱まりそうもないですね。

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