2日の海外動向と本日の相場見通し 6月の米雇用統計好感も、日米共にコロナ感染拡大が重し

3日の大阪ナイトセッション日経平均先物9月物は前日比130円高の22310円、高値は2日22時49分の22420円、安値は2日16時30分の22190円でした。2日のNYダウは反発、前日比92.39ドル高の25827.36ドルでした。6月の米雇用統計では非農業部門の雇用者数が前月比480万人増と、市場予想の290万人増を大きく上回り、失業率も11.1%と前月の13.3%から低下しました。これが好感されました。ただし、米国の新型コロナの新規感染者数は1日に5万人を超え過去最多となったことや、今週末は4日の独立記念日を含む3連休となるため、ダウは伸び悩みました。一方、ナスダック総合株価指数は4日続伸、同53.00ポイント高の10207.63ポイントと、連日で過去最高値を更新しました。NY原油先物相場は続伸、WTI期近の8月物は前日比0.83ドル高の1バレル40.65ドルでした。NY円相場は反落、前日比5銭円安・ドル高の1ドル=107円45~55銭でした。

 

2日のVIX指数は前日比0.94(3.28%)安の27.68でした。また、VIX3Mは同0.81(2.56%)安の30.87で、VIX/VIX3Mレシオは同0.01(0.75%)安の0.90と、依然として1を下回っているので米株式相場は良好です。一方、2日の日本では、プット・コールレシオは0.38と前日の0.41からさらに低下し、一段と下値不安が後退した状態で取引を終えています。新高値銘柄数は12、新安値銘柄数は13、東証1部の騰落レシオ(25日平均)は79.71と、前日の84.58%からやや低下し、70%台に突入し、売られ過ぎゾーンに突入しました。70%台は4月7日の77.34%以来のことです。

 

なお、日経平均に関しては、日足ベースの一目均衡表では基準線が2日現在「上向き」です。また、転換線は前日に引き続き「水平」です。遅行スパンは26日前よりも上に位置し、雲の上で推移しており、良好な状態です。また、先行スパンのクロスは現在は確認できませんが、直近では6月18日にクロスしたばかりでした。

 

6月の米雇用統計は好調でしたが、もともとの市場の期待値が高かったため、ポジティブ座プライズとはならなかったようです。むしろ、足元の新型コロナ感染拡大ピッチ加速への懸念が強まっている感があります。一方、日本国内でも、2日、新たに196人の新型コロナウイルス感染者が確認され、緊急事態宣言解除後の最多を更新しました。このうち東京は107人で、宣言解除後の最多を2日連続で更新しました。このため、日米共に感染拡大ピッチが鈍化するか、新たな金融または財政対策が打ち出されないと、株価指数の上値は重そうです。また、8日と10日に集中する主なETFの決算日に向け、分配金支払いのための現金捻出目的の換金売り需要も需給面での重しです。本日の日経平均の想定レンジは22300円±300円程度です。

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