2日の海外動向と本日の相場見通し 25日移動平均線を下回って推移する間は、調整色の強い動き

2日のシカゴ日経平均先物6月物は16605円大証比15円高でした。安値は16435円、高値は16865円。NYダウは小幅続伸、前日比48.89ドル高の17838.56ドルでした。原油先物相場の下げを嫌気した売りが先行しましたが、売り一巡後に下げ渋り、その後、5月の米雇用統計の発表を翌日に控えてポジション調整の買い戻しが次第に優勢となり、プラス転換しました。NY原油先物相場は小幅ながら5日ぶりに反発、WTI期近の7月物は前日比0.16ドル高の1バレル49.17ドルでした。OPECによる生産目標見送りを受けて売りが先行しましたが、週間の石油在庫統計で原油在庫が減り、ガソリンの在庫が市場予想以上に減少したことが好感され、買いが優勢になりました。NY円相場は続伸し、前日比70銭円高・ドル安の1ドル=108円80~90銭でした。ECBは2日の理事会で政策金利の据え置きを決め、記者会見でドラギ総裁が「(追加緩和に)動くことをいとわないのは明かだ」と述べたと伝わり、円買い・ユーロ売りが加速し、それがドル/円に波及しました。

 

米国株高、原油先物高という好材料と、円高という悪材料の綱引きで、日経平均は膠着しそうです。また、今晩の米雇用統計発表を控え、週末要因も重なり、様子見ムードの強い1日になりそうです。日経平均は昨日の下落で25日移動平均線(2日現在16716.32円)を割り込みました。このため、同線が抵抗になりそうです。一方、下値は2日のシカゴ先物の安値16435円を想定します。一方、昨日はJIG-SAW(3914)がストップ安売り気配となるなど、これまでのマザーズの人気銘柄の一角が不安定な動きを続けてます。東証マザーズ指数も25日移動平均線(同1138.74ポイント)を下回っています。新興市場も、日経平均も、25日移動平均線を下回って推移する間は、調整色の強い動きが見込まれます。

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