3月8日 カブ知恵 モーニングミーティング議事録

相場観

3月7日の日経平均は前日比764.06円(2.94%)安の25221.41円と、大幅続落しました。5日移動平均線(7日現在26204.38円)、25日移動平均線(同26877.54円)、75日移動平均線(同27970.12円)、200日移動平均線(同28414.35円)全て下回っています。3月8日の大阪証券取引所における日経平均先物3月物の夜間取引終値は前日比170円安の25040円、高値は7日23時05分の25530円、安値は7日17時33分の24970円でした。7日の東証1部の騰落レシオ(25日移動平均)は100.49と前日の99.41から上昇しました。新高値銘柄数は22、新安値銘柄数は384でした。また、7日現在のMACD(12日-26日)はマイナス442.30、シグナル(9日)はマイナス346.03でした。ヒストグラム(=MACD -シグナル)はマイナス96.27でした。なお、ここ20日間のディストリビューションデー(株価指数が下落するときに取引高が前日より増大する日のことです。20日以内に5回あると暴落の兆しと言われています。)は6日です。

 

一方、7日の東証マザーズ指数は前日比32.70p(4.51%)安の691.95pと、大幅に4日続落しました。5日移動平均線(7日現在743.53p)、25日移動平均線(同737.19p)、75日移動平均線(同901.09p)、200日移動平均線(同1044.13p)全て下回っています。7日の東証マザーズの騰落レシオ(25日移動平均)は88.15でした。新高値銘柄数は1、新安値銘柄数は54でした。また、7日現在のMACD(12日-26日)はマイナス24.12、シグナル(9日)はマイナス34.50でした。ヒストグラム(=MACD -シグナル)はプラス10.38でした。これは2月28日にプラス転換しました。なお、ここ20日間のディストリビューションデー(株価指数が下落するときに取引高が前日より増大する日のことです。20日以内に5回あると暴落の兆しと言われています。)は5日です。

 

7日のNYダウは3日続落し、前週末比797.42ドル安の32817.38ドルでした。下落幅、下落率ともに今年最大です。ナスダック総合株価指数も3日続落し、同482.476ポイント安の12830.962ポイントでした。ロシアとウクライナは7日、3回目の停戦交渉をベラルーシで実施したものの、一時停戦は実現しなかったと伝わり、嫌気されました。ロシアからの原油、天然ガスの供給が滞るとの見方から、ガソリン高などを通じ、インフレや消費減退につながるとの警戒感が強いことも株式の売り材料でした。

 

7日のNY原油先物相場は続伸しました。WTI期近の4月物は前週末比3.72ドル高の1バレル119.40ドルでした。時間外取引では一時130.50ドルと期近物として2008年7月以来の高値を付けました。米国では議会などからロシア産の原油や天然ガスの禁輸を支持する声が高まっているそうです。このため、供給懸念が強まりました。このエネルギー価格上昇による、景気、企業業績圧迫を嫌気する格好で本日の日本株も売られるでしょう。日経平均の想定レンジは25000円±500円程度です。ボラティリティは上昇するでしょう。

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