３月25日　カブ知恵　モーニングミーティング議事録

相場観

３月24日の日経平均は前日比70.23円（0.25％）高の28110.39円と、８日続伸しました。５日移動平均線（24日現在27370.99円）、25日移動平均線（同26352.19円）、75日移動平均線（同27485.40円）を上回っています。一方、200日移動平均線（同28278.04円）は下回っています。３月25日の大阪証券取引所における日経平均先物６月物の夜間取引終値は前日比260円高の28100円、高値は25日05時42分の28140円、安値は24日23時27分の27770円でした。24日の東証１部の騰落レシオ（25日移動平均）は104.25と前日の102.41から上昇しました。新高値銘柄数は46、新安値銘柄数は５でした。また、24日現在のＭＡＣＤ（12日－26日）はプラス119.13、シグナル（9日）はマイナス341.79でした。ヒストグラム（＝MACD －シグナル）はプラス460.92でした。これは３月16日にプラス転換しました。なお、ここ20日間のディストリビューションデー（株価指数が下落するときに取引高が前日より増大する日のことです。20日以内に5回あると暴落の兆しと言われています。）は５日です。

一方、24日の東証マザーズ指数は前日比10.03ｐ（1.33％）高の762.75ｐと、大幅に続伸しました。５日移動平均線（24日現在739.16ｐ）、25日移動平均線（同710.17ｐ）共に上回っています。一方、75日移動平均線（同831.67ｐ）、200日移動平均線（同1019.53ｐ）共に下回っています。24日の東証マザーズの騰落レシオ（25日移動平均）は106.07でした。新高値銘柄数は３、新安値銘柄数は１でした。また、24日現在のＭＡＣＤ（12日－26日）はマイナス5.99、シグナル（9日）はマイナス21.17でした。ヒストグラム（＝MACD －シグナル）はプラス15.18でした。これは３月17日にプラス転換しました。なお、ここ20日間のディストリビューションデー（株価指数が下落するときに取引高が前日より増大する日のことです。20日以内に５回あると暴落の兆しと言われています。）は４日です。

24日のＮＹダウは反発し、前日比349.44ドル高の34707.94ドルでした。ナスダック総合株価指数も反発し、同269.235ポイント高の14191.839ポイントでした。24日のNY原油先物相場が反落しました。欧州がロシア産原油の禁輸に消極的との見方や米国主導の追加の戦略備蓄放出の観測を受け、ＷＴＩ期近の５月物は前日比2.59ドル（2.3％）安の１バレル112.34ドルでした。これを受け、ガソリン高が米消費を抑えるとの警戒感が後退し、株式が買われました。

24日の米国株高を受け、本日の日経平均は９日続伸スタートとなる見通しです。主要半導体株で構成するフィラデルフィア半導体株指数は前日比5.13％高でした。このため、半導体関連中心にハイテク株が買われそうです。ただし、短期的な過熱感は否めないので、上値では利食い売りが出るでしょう。その一方、想定を超える相場上昇で、売り方の買い戻しも終日入りそうです。日経平均の想定レンジは28300円±500円程度です。

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