4日の海外動向と各種テクニカル指標 米ハイテク株売り続く、日経ナイトは23200円

5日の大阪ナイトセッションの日経先物9月物は前日比30円高の23200円、高値は4日19時00分の23310円、安値は4日23時44分の22820円でした。4日のNYダウは続落、前日比159.42ドル安の28133.31ドルでした.ナスダック総合株価指数は同144.97ポイント安の11313.13ポイントでした。一時は5.1%安の582.23ポイント安の10875.87ポイントまで下落し、2日に付けた過去最高値(12074.07ポイント)からの下落率は2日間で10%近くに達する場面がありました。主力ハイテク株への売りが続きました。4日にSBG(ソフトバンクグループ)のコール買いが報じられると、市場では逆回転への懸念などが広がったそうです。NY原油先物相場は3日続落、WTI期近の10月物は前日比1.60ドル安の1バレル39.77ドルでした。NY金先物相場は3日続落、12月物は前日比3.5ドル安の1トロイオンス1934.3ドルでした。NY円相場は下落、前日比05銭円安・ドル高の1ドル=106円20~30銭でした。

 

4日のVIX指数は前日比2.85(8.48%)安の30.75でした。また、VIX3Mは同2.88(7.65%)安の34.75で、VIX/VIX3Mレシオは同0.01(0.90%)安の0.88と、依然として1を下回っているので米株式相場は良好です。また、Skew指数(スキュー指数、別名「ブラックスワン指数」)<オプション価格を基に計算しますが、目先の相場が上昇する確率を、下落する確率がどれだけ上回っているかを表す。目先の相場が大きく下落する確率が高まると、Skew指数は大きくなる。>は、前日比11.38(7.87%)安の133.28でした。

 

一方、4日の日本では、プット・コールレシオは2.99と前日の3.16から低下しました。(なお、同レシオの7月9日から16日まで、また、7月22日以降の異常値(過去にない値)とも思える数値は、計算上は正しい数値だということです。プット・コールレシオの算出元の1つである国内個別株を対象とするeワラントの取引が停止となっていることや、新型コロナウイルスの感染拡大が続く中で市場のボラティリティが高まっていたことなどの要因から、プット・コールレシオは大きくブレやすいやすい状況となっていたということです。)新高値銘柄数は24、新安値銘柄数は9、東証1部の騰落レシオ(25日平均)は107.70と前日の108.90からやや低下しました。

 

なお、日経平均に関しては、日足ベースの一目均衡表では基準線は4日現在「上向き」から「水平」に転換しました。転換線も「上向き」から「水平」に転じました。転換線と基準線は「好転」継続です。遅行スパンは26日前よりも上に浮上し、「好転」継続です。引き続き雲の上で推移しています。また、先行スパンのクロスは、9月16日です。また、4日現在のMACD(12日-26日)は173.96と前日の182.34から低下、シグナル(9日)は175.37と前日の173.82から上昇、ヒストグラム(=MACD -シグナル)はマイナス1.41と前日のプラス8.53から低下し、「売り」に転換しました。

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