4日の海外市場動向(速報値)と本日の相場見通し

シカゴ日経平均先物3月物は(円建て)は18310円で推移しています。2016年最初の取引の4日のNYダウは3日続落、前年末比276.09ドル安の17148.94ドルでした。一時、16957.63ドルと、15年10月半ば以来およそ2カ月半ぶりに、心理的節目の17000ドルを割り込む場面がありました。中国株、欧州株の下落に加え、12月のISM製造業景気指数が48.2と、09年6月以来の低水準となり、市場予想の49.0を下回ったことが嫌気されました。ドル/円相場は、一時、1ドル=118円70銭まで円高が進む場面がありましたが、現在は119円40銭付近で推移しています。NY原油先物相場は反落、WTI期近の2月物は前日比0.28ドル安の1バレル36.76ドルでした。

 

外部環境が悪化したことで、本日の日経平均先物は窓を空けて下落スタートする見通しです。ただし、NYダウが下げ渋り、ドル/円相場が1ドル=118円台から119円台へ円安に振れていることはポジティブ材料です。売り一巡後は、昨日に今月導入した「サーキットブレーカー」が発動した、上海総合指数の動向に一喜一憂する展開が見込まれます。

 

日経平均先物3月物の本日の想定レンジはナイトセッションの安値18080円~高値は5日移動平均線(4日現在18696円)です。目先は、この5日移動平均線が急激に下降を続け、強力な抵抗として意識されそうです。また、4日のVIX指数(恐怖指数)は前日比2.49(13.67%)高の20.70でした。一時、23.36まで上昇する場面がありました。米株のみならず、世界的にボラティリティーが上昇しています。このため、目先の世界の株式市場は乱高下することは覚悟しておく必要がありますね。

 

 

 

 

カブ知恵厳選おすすめ投資顧問

カブ知恵スタッフが実際に登録し、情報提供を受けている投資顧問をピックアップ!短期取り組みに強い投資顧問、材料株に強い投資顧問、人気テーマをいち早く配信する投資顧問、ファンドなど機関の取り組み状況を配信する投資顧問、狙い目IPO銘柄を教えてくれる投資顧問、それぞれに特徴やメリットがあります。基本的な情報配信はメルマガ登録だけの無料で受け取ることができますので試してみるといいでしょう。おすすめです。

コメントを残す

CAPTCHA


サブコンテンツ

このページの先頭へ