4月1日の海外動向と本日の相場見通し 米株高を好感、日経平均も強い動きを継続へ

 

4月2日の大阪ナイトセッションの日経平均先物6月物は前日比300円高の29700円、高値は4月2日04時58分の29720円、安値は4月1日16時30分の29440円でした。4月1日のNYダウは3日ぶりに反発し、前日比171.66ドル高の33153.21ドルでした。ナスダック総合株価指数は続伸、同233.235ポイント高の13480.106ポイントでした。そして、S&P500種株価指数は続伸、同46.98ポイント高の4019.87ポイントと初めて節目の4000ポイントを上回って取引を終えました。バイデン米大統領が前日3月31日に公表したインフラ投資計画を受けて、成長期待が高まった半導体株が買われました。また、米長期金利の上昇が一服していることも買い材料になりました。NY原油先物相場は3日ぶりに反発、WTI期近の5月物は前日比2.29ドル高の1バレル61.45ドルでした。NY金先物相場は続伸、6月物は前日比12.8ドル高の1トロイオンス1728.4ドルでした。NY円相場は7日ぶりに反発、前日比10銭円高・ドル安の1ドル=110円55~65銭でした。

 

4月1日のVIX指数は前日比2.07(10.67%)安の17.33でした。また、VIX3Mは同1.18(5.33%)安の20.97で、VIX/VIX3Mレシオは同0.05(5.64%)安の0.83と、1を下回っているため、「リスクパリティ型ファンド」からの暴力的な売りを警戒する必要性が大幅に低下しています。Skew指数(スキュー指数、別名「ブラックスワン指数」)は、前日比4.64(3.29%)安の136.29でした。

 

4月1日の日本では、プット・コールレシオは0.37と前日の0.46から低下しました。東証1部の騰落レシオ(25日移動平均)は120.76と前日の125.84から低下しました。新高値銘柄数は63、新安値銘柄数は21でした。

 

なお、日経平均に関しては、日足ベースの一目均衡表では基準線は4月1日現在「水平」を継続しました。転換線は「下向き」を継続しました。転換線と基準線は「逆転」を継続しました。遅行スパンは26日前の日足を下回り、「逆転」を継続しています。ですが、引き続き雲の上で推移しています。また、先行スパンのクロスは、現在は確認できません。先行スパン2は「水平」から「上向き」に転換しました。また、4月1日現在のMACD(12日-26日)はマイナス1.75、シグナル(9日)は19.75、ヒストグラム(=MACD -シグナル)はマイナス21.50と、「売り」を継続です。(売り転換は3月23日でした。)なお、ここ20日間のディストリビューションデー(株価指数が下落するときに取引高が前日より増大する日のことです。20日以内に5回あると暴落の兆しと言われています。)は4日です。

 

S&P500種株価指数が初めて4000ポイント台に乗せるなど、4月1日の米国株高を受け、本日の日経平均は堅調に推移する見通しです。米株高の主因は、マクロ景気が好調なことが確認できたことと、バイデン大統領のインフラ投資計画が好感されたことです。とりわけ、半導体セクターへの先高観が強まりました。日経平均の想定レンジは29700円±400円程度です。

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