4月5日の海外動向と本日の相場見通し 米株高を好感、日経平均は「ダブルボトム」形成期待が高まる

4月5日の大阪ナイトセッションの日経平均先物6月物は前日比170円高の30250円、高値は終値、安値は4月5日23時12分の300300円でした。5日のNYダウは続伸、前営業日の4月1日比373.98ドル高の33527.19ドルと、過去最高値を1週間ぶりに更新しました。ナスダック総合株価指数は3日続伸、同225.487ポイント高の13705.593ポイントでした。S&P500種株価指数は、同58.04ポイント高の4077.91ポイントと過去最高値で取引を終えました。NY原油先物相場は反落、WTI期近の5月物は前営業日の4月1日比2.80ドル安の1バレル58.65ドルでした。NY金先物相場は3日続伸、6月物は前営業日比0.4ドル高の1トロイオンス1728.8ドルでした。NY円相場は上昇し、前週末比45銭円高・ドル安の1ドル=110円10~20銭でした。

 

4月5日のVIX指数は前週末比0.58(3.35%)高の17.91でした。また、VIX3Mは同0.01(0.05%)安の20.96で、VIX/VIX3Mレシオは同0.03(3.40%)高の0.85と、1を下回っているため、「リスクパリティ型ファンド」からの暴力的な売りを警戒する必要性が大幅に低下しています。Skew指数(スキュー指数、別名「ブラックスワン指数」)は、前週末比3.34(2.45%)高の139.63でした。

 

4月5日の日本では、プット・コールレシオは0.28と前週末の0.37から低下しました。東証1部の騰落レシオ(25日移動平均)は128.00と前週末の132.13から低下しました。新高値銘柄数は109、新安値銘柄数は10でした。

 

なお、日経平均に関しては、日足ベースの一目均衡表では基準線は4月5日現在「水平」を継続しました。転換線は「上向き」を継続しました。転換線と基準線は「逆転」を継続しました。遅行スパンは26日前の日足を上回り、「好転」を継続しています。また、引き続き雲の上で推移しています。また、先行スパンのクロスは、現在は確認できません。先行スパン2は「水平」を継続しました。また、4月5日現在のMACD(12日-26日)は98.10、シグナル(9日)は4.80、ヒストグラム(=MACD -シグナル)は93.30と、「買い」を継続です。(買い転換は4月2日でした。)なお、ここ20日間のディストリビューションデー(株価指数が下落するときに取引高が前日より増大する日のことです。20日以内に5回あると暴落の兆しと言われています。)は2日です。

 

米国株高を受けて、本日の日経平均は堅調に推移する見通しです。日経平均の想定レンジは30250円±400円程度です。テクニカル的に、日経平均に関しては、3月5日の28308.57円が「1番底」、3月18日の30485.00円が「ネックライン」、3月24日の28379.06円が「2番底」です。今後、この「ネックラインの30485.00円」を上抜ければ、「ダブル・ボトム」が形成されます。「本日以降、それが実現するか否か」が当面のテクニカル上の注目ポイントでしょう。

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