4月21日の海外動向と本日の相場見通し 日経平均は反発へ、戻りメドは75日移動平均線

4月22日の大阪ナイトセッションの日経平均先物6月物は前日比330円高の28870円、高値は22日05時18分の28910円、安値は20日22時23分の28490円でした。21日のNYダウは3日ぶりに反発、前日比316.01ドル高の34137.31ドルでした。ナスダック総合株価指数も3日ぶりに反発、同163.950ポイント高の13950.218ポイントでした。バイデン米大統領が21日、企業に対し従業員がワクチン接種できるよう有給休暇を積極的に付与するように促したことで、ワクチン普及による経済活動の正常化期待が高まりました。また、オランダの半導体製造装置ASMLホールディングの好決算が半導体関連への買い材料になりました。NY原油先物相場は下落、WTI期近物の6月物は前日比1.32ドル安の1バレル61.35ドルでした。NY金先物相場は続伸、6月物は前日比14.7ドル高の1トロイオンス1793.1ドルでした。NY円相場は3日続伸、前日比05銭円高・ドル安の1ドル=108円00~10銭でした。

 

4月21日のVIX指数は前日比1.18(6.32%)安の17.50でした。また、VIX3Mは同0.86(3.85%)安の21.49で、VIX/VIX3Mレシオは同0.02(2.57%)安の0.81と、1を下回っているため、「リスクパリティ型ファンド」からの暴力的な売りを警戒する必要性が大幅に低下しています。Skew指数(スキュー指数、別名「ブラックスワン指数」)は、前日比4.56(3.38%)高の139.43でした。

 

4月21日の日本では、プット・コールレシオは0.24と前日の0.28から低下しました。東証1部の騰落レシオ(25日移動平均)は85.65と前日の94.57から低下しました。新高値銘柄数は13、新安値銘柄数は217でした。

 

なお、日経平均に関しては、日足ベースの一目均衡表では基準線は4月21日現在「水平」を継続しました。転換線は「下向き」を継続しました。転換線と基準線は「逆転」しました。遅行スパンは26日前の日足を下回っており、「逆転」を継続しました。ただし、引き続き雲の上で推移しています。また、先行スパンのクロスは、現在は確認できません。先行スパン2は「上向き」を継続しました。また、4月21日現在のMACD(12日-26日)はマイナス39.81、シグナル(9日)は86.45、ヒストグラム(=MACD -シグナル)はマイナス126.26と、「売り」を継続しました。(売り転換は4月15日でした。)なお、ここ20日間のディストリビューションデー(株価指数が下落するときに取引高が前日より増大する日のことです。20日以内に5回あると暴落の兆しと言われています。)は5日です。

 

米国では新型コロナウイルスワクチンの接種が想定以上の速さで進んでいるため、米景気の回復期待が高いにもかかわらず、21日の米10年物国債利回りは前日比変わらずの1.55%でした。この米長期金利が落ち着いている点は、日米株式市場にポジティブです。また、当然のことながら、21日の米国株の反発も、本日の日経平均への追い風です。日経平均は20日と21日の2日間で、終値ベースで1176.82円(3.96%)下落したため、自律反発狙いの買いや、外部環境改善を好感した買い、更には売り方の買い戻しが見込めます。想定レンジは28900円±400円程度です。75日移動平均線(21日現在29118.27円)が戻りメドです。

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