5日の海外動向と本日の相場見通し

5日のシカゴ日経平均先物6月物は15615円大証比115円安でした。NYダウは続落、前日比133.68ドル安の17603.32ドルでした。ラガルドIMF専務理事が世界経済見通しの悪化に言及したことや、米アトランタ連銀が1~3月期の米実質GDP推計を前期比0.7%増から同0.4%増に下方修正したことなどが嫌気されました。NY原油先物相場は3日ぶりに反発、WTI期近の5月物は前日比0.19ドル高の1バレル35.89ドルでした。「イラン抜きでも増産凍結で合意できる」とのクウェート当局者の発言を受け、17日のカタール会合で、各国が増産凍結で合意できるとの観測が浮上しました。NY円相場は3日続伸、前日比1円円高・ドル安の1ドル=110円30~40銭でした。一時109円92銭前後と2014年10月31日以来およそ1年5カ月ぶりの円高・ドル安水準を付けました。安倍首相が5日、ウォール・ストリート・ジャーナルとのインタビューで「通貨安競争は絶対避けなければならない。恣意的な為替市場への介入は慎まなければならない」と語ったことで、政府・日銀による介入期待が後退し、円が対ドルで買われました。

 

日経平均は昨日まで6日続落しています。さすがに、自律反発狙いの買いが見込めるとはみています。しかし、東京外国為替市場で、1ドル=110円付近の円高水準での推移が続くようなら、戻り余地は限定されそうです。想定レンジは昨日終値(15732.82円)±200円程度です。日経平均がここまで短期で急落したことで、追証発生リスクが高まっています。このため、全体相場の戻りが鈍るようだと、追証回避の売りが加速する場面が警戒されます。

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