5月30日 カブ知恵 モーニングミーティング議事録

相場観

5月27日の日経平均は前日比176.84円(0.66%)高の26781.68円と、4日ぶりに反発しました。5日移動平均線(27日現在26762.80円)、25日移動平均線(同26686.36円)は上回りました。一方、75日移動平均線(同26800.99円)、200日移動平均線(同27946.58円)は下回っています。5月28日の大阪証券取引所における日経平均先物6月物の夜間取引終値は前日比350円高の27160円、高値は28日05時36分の27170円、安値は27日16時30分の26830円でした。27日の騰落レシオ(25日移動平均)は99.31でした。新高値銘柄数は67、新安値銘柄数は68でした。また、27日現在のMACD(12日-26日)はマイナス37.91、シグナル(9日)はマイナス90.80でした。ヒストグラム(=MACD -シグナル)はプラス52.89でした。これは5月18日にプラス転換しました。なお、ここ20日間のディストリビューションデー(株価指数が下落するときに取引高が前日より増大する日のことです。20日以内に5回あると暴落の兆しと言われています。)は5日です。

 

27日のNYダウは6日続伸し、前日比575.77ドル高の33212.96ドルでした。ダウは週間で9週ぶりに上昇しました。ナスダック総合株価指数は3日続伸し、同390.481ポイント高の12131.131ポイントでした。週間では8週ぶりに上昇しました。4月のPCE物価指数で、変動が激しい食品とエネルギーを除くコア指数は前年同月比4.9%上昇と前月の5.2%上昇から伸びが鈍化し、市場予想と一致したことで、市場では、インフレがピークアウトしたとの見方が強まりました。また、同時に発表された個人消費支出は市場予想以上に伸びました。さらに、米10年物国債利回りは前日比0.01%低い2.74%で終えるなど、上昇に一服感が出ています。この結果、消費関連やハイテク株を中心に株が買われました。

 

年初からの累積売買代金を価格帯別にみると、26500~27000円の間が約70兆円と多く、3月下旬以降の下落局面で損失を抱えた投資家が多数いるとみられるとの観測報道から、27000円を超える水準では戻り待ちの売り圧力が強いでしょう。ですが、その一方で、野村証券の集計では、2022年度の自社株取得枠合計は5月24日時点で4兆1507億円と、コロナ禍の影響で少なかった21年度の同期間より96%増え、現時点では過去最高ペースとのことです。これに加えて、前週のNYダウは週間で9週ぶりに上昇し、ナスダック総合株価指数も、週間では8週ぶりに上昇しました。米国株の底打ち、リバウンド期待が高まってきました。こうなると、押し目買いや、売り方の買い戻しが日本株にも入るでしょう。日経平均の想定レンジは27200円±300円程度です。

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