6日の海外動向と本日の相場見通し NYダウ連日で最高値更新が追い風だが、日経の上値は重そう

7日の大阪ナイトセッションの日経平均先物6月物は前日比70円高の29380円、高値は6日16時30分の29410円、安値は6日23時09分の29190円でした。6日のNYダウは4日続伸、前日比318.19ドル高の34548.53ドルと、連日で過去最高値を更新しました。ナスダック総合株価指数は5日ぶりに反発、同50.417ポイント高の13632.842ポイントでした。週間の新規失業保険申請件数は49万8000件と、市場予想の52万7000件を下回り、新型コロナ感染が拡大した昨年3月中旬以降で初めて40万件台に減ったことが買い材料になりました。NY原油先物相場は続落、WTI期近の6月物は前日比0.92ドル安の1バレル64.71ドルでした。NY金先物相場は続伸、6月物は前日比31.4ドル高の1トロイオンス1815.7ドルでした。NY円相場は続伸、前日比10銭円高・ドル安の1ドル=109円05~15銭でした。

 

6日のVIX指数は前日比0.76(3.97%)安の18.39でした。また、VIX3Mは同0.38(1.71%)安の21.88で、VIX/VIX3Mレシオは同0.02(2.30%)安の0.86と、1を下回っているため、「リスクパリティ型ファンド」からの暴力的な売りを警戒する必要性が大幅に低下しています。Skew指数(スキュー指数、別名「ブラックスワン指数」)は、前日比2.35(1.65%)高の144.47でした。

 

5月6日の日本では、プット・コールレシオは0.20と4月30日の0.21から低下しました。東証1部の騰落レシオ(25日移動平均)は82.01と4月30日の82.96から低下しました。新高値銘柄数は69、新安値銘柄数は68でした。

 

なお、日経平均に関しては、日足ベースの一目均衡表では基準線は5月6日現在「上向き」を継続しました。転換線は「水平」から「下向き」に転換しました。転換線と基準線は「逆転」を継続しました。遅行スパンは26日前の日足を上回っており、「好転」を継続しました。また、引き続き「雲の中」で推移しています。また、先行スパンのクロスは、2021年5月31日です。先行スパン2は「上向き」から「水平」に転換しました。また、5月6日現在のMACD(12日-26日)はマイナス108.71、シグナル(9日)はマイナス73.62、ヒストグラム(=MACD -シグナル)はマイナス35.09と、「売り」を継続しました。(売り転換は4月15日でした。)なお、ここ20日間のディストリビューションデー(株価指数が下落するときに取引高が前日より増大する日のことです。20日以内に5回あると暴落の兆しと言われています。)は7日です。

 

6日にNYダウが連日で過去最高値を更新したことはポジティブ材料です。一方、政府が11日を期限としていた新型コロナウイルス対策の緊急事態宣言を31日まで延長すると伝わっており、これが日本株の上値を抑えるでしょう。日経平均の想定レンジは29300円±300円程度です。大型連休の谷間でもあり、決算発表も控えていることを考えれば、多くの投資家は様子見スタンスを崩すことはないでしょう。その一方、市場参加者が減少しており、流動性が通常時よりも低いため、日経平均は昨日のように「値幅が出やすい」状況が続く見通しです。

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