6月10日 カブ知恵 モーニングミーティング議事録

相場観

6月9日の日経平均は前日比12.24円(0.04%)高の28246.53円と、小幅ながら5日続伸しました。5日移動平均線(9日現在28020.45円)、25日移動平均線(同26983.08円)、75日移動平均線(同26850.69円)、100日移動平均線(同27006.62円)、200日移動平均線(同27942.17円)全て上回っています。6月10日の大阪証券取引所における日経平均先物9月物の夜間取引終値は前日比250円安の27980円、高値は9日19時28分の28350円、安値は10日05時03分の27900円でした。9日の騰落レシオ(25日移動平均)は110.08でした。新高値銘柄数は142、新安値銘柄数は3でした。また、9日現在のMACD(12日-26日)は353.50、シグナル(9日)は184.44でした。ヒストグラム(=MACD -シグナル)は169.07でした。これは5月18日にプラス転換しました。なお、ここ20日間のディストリビューションデー(株価指数が下落するときに取引高が前日より増大する日のことです。20日以内に5回あると暴落の兆しと言われています。)は3日です。ちなみに、6月9日時点の当社の「天井確認10項目」のうち「4つ」(前日は7つ)が点灯している状況です。

 

9日のNYダウは大幅に続落し、前日比638.11ドル安の32272.79ドルでした。ナスダック総合株価指数も続落し、同332.045ポイント安の11754.226ポイントでした。ECBが9日、7月に量的緩和を終了すると決め、同月中には0.25%の利上げに踏み切る方針を示し、さらに、9月には追加利上げの可能性も示唆したことが嫌気されました。

 

6月9日の米国株の下落はネガティブです。また、9日の米10年物国債利回りが前日比0.02%高い3.04%で終え、一時3.07%と1カ月ぶりの高水準を付けたことも嫌気材料です。そして、10日に5月の米CPIの発表を控えていることは気掛かり材料です。CPIに関しては、「CPIでは総合指数の前年同月比の伸び率は4月から横ばいとみられる一方、前月比では加速すると予想されている。一方、価格変動が大きいエネルギー・食品を除くコア指数は前年同月比と前月比ともに伸び減速が見込まれている。」と報じられています。その一方で、9日のNY円相場は5日続落し、前日比05銭円安・ドル高の1ドル=134円30~40銭でした。この円安・ドル高は、我が国輸出企業に追い風です。また、9日のWTI期近7月物が前日比0.60ドル安の1バレル121.51ドルと3日ぶりに反落したとはいえ、高値水準で推移していることも、原油・資源関連にポジティブです。そして、「Go To トラベル」が6月末~7月にも再開する案が浮上していることや、6月からは入国者数の上限が1日1万人から2万人に拡大し、本日6月10日に外国人観光客の受け入れが再開されることは、関連企業の収益の押し上げ要因であり、日本株への押し上げ材料です。これらに加え、需給面では、「自社株買い」と「配当の再投資」の資金が市場に流入しています。よって、日本株は、引き続き、上がり易く、下がり難い状況と考えます。ただし、短期的な過熱感は否めません。本日は利食い売りが優勢になりそうです。日経平均の想定レンジは28000円±300円程度です。

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