6月30日の海外動向と本日の相場見通し 欧米株上昇、円安で、日経平均は5日続伸スタート

6月30日のシカゴ日経平均先物9月物は15740円大証比230円高でした。NYダウは3日続伸、前日比235.31ドル高の17929.99ドルでした。イングランド銀行のカーニー総裁が30日の講演で、「夏場にかけて何らかの金融緩和が必要になる可能性が高い」と語ったことが好感されました。NY原油先物相場は3日ぶりに反落、WTI期近の8月物は前日比1.55ドル安の1バレル48.33ドルでした。英金融緩和への思惑から外国為替市場でドルが英ポンドなど欧州通貨に対して上昇したことが悪材料でした。一方、NY円相場は、1ドル=103円15~25銭、35銭の円安・ドル高でした。

 

カーニー総裁が金融緩和を示唆して、6月30日のFTSE100種株価指数が今年の最高値を更新したことに加え、米株上昇、円安を受け、本日の日経平均は5日続伸スタートが見込まれます。想定レンジは15500円~15800円程度です。なお、英国株の好調はポンド安の恩恵期待です。米株も同様です。このため、円が対主要通貨で強い状況が続く限り、円高デメリットで日経平均は欧米株に対して出遅れ続けるでしょう。また、30日のドイツDAXは前日比67.82ポイント高の9680.09と前週24日以来の高値でしたが、ドイツ銀行とコメルツ銀行は下落しました。市場では、ブレグジットの悪影響を被るのは英国、欧州の銀行との見方が強まっており、英国および欧州金融システム不安は燻っています。ただし、これは欧州株式市場が実際に動揺するまではそれほど神経質になる必要はなさそうです。

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