7日の海外動向と本日の相場見通し

8日の大阪ナイトセッションの日経平均先物12月物は前日比140円安の26430円、高値は7日16時30分の26550円、安値は7日17時44分の26330円でした。4日のNYダウは5営業日ぶりに反落、前週末比148.47ドル安の30069.79ドルとなりました。ナスダック総合株価指数は3日続伸、同55.714ポイント高の12519.946ポイントと連日で過去最高値を更新しました。S&P500種株価指数は反落、同7.16ポイント安の3691.96ポイントとなりました。米国での新型コロナウイルスの感染拡大に歯止めがかからず、経済活動が想定以上に制限されるとの見方が買い手控えにつながりました。主要株価指数が前週末にそろって過去最高値を更新しており、利益確定や持ち高調整の売りも出やすかったです。NY原油先物相場は反落、WTI期近の2021年1月物は前週末比0.50ドル高安の1バレル45.76ドルでした。NY金先物相場は反発、2月物は前週末比26.0ドル高の1トロイオンス1866.0ドルでした。NY円相場は反発、前週末比15銭円高・ドル安の1ドル=104円00~10銭でした。

7日のVIX指数は前週末比0.51(2.45%)高の21.30でした。また、VIX3Mは同0.23(0.95%)高の24.52で、VIX/VIX3Mレシオは同0.01(1.49%)高の0.87と、1を割り込んでいます。米国株式市場が落ち着きを取り戻しています。このため、「リスクパリティ型ファンド」からの暴力的な売りを警戒する必要性は大幅に低下しています。また、Skew指数(スキュー指数、別名「ブラックスワン指数」)は、前日比0.64(0.48%)安の132.44でした。

一方、7日の日本では、プット・コールレシオは0.38と前日の0.41から低下しました。東証1部の騰落レシオ(25日移動平均)は112.15と前日の115.35から低下しました。新高値銘柄数は88、新安値銘柄数は14でした。

なお、日経平均に関しては、日足ベースの一目均衡表では基準線は7日現在「水平」から「上向き」に転換しました。転換線は「上向き」を継続しました。転換線と基準線は「好転」継続です。遅行スパンは26日前よりも上に浮上したままで、「好転」継続です。引き続き雲の上で推移しています。また、先行スパンのクロスは、現在は確認できません。先行スパン2は、「水平」継続です。また、7日現在のMACD(12日-26日)は688.74と前日の725.76から低下、シグナル(9日)は718.48と前日の713.45から上昇、ヒストグラム(=MACD -シグナル)は-29.74と前日の12.30から低下し、「買い」から「売り」に転換しました。なお、ここ20日間のディストリビューションデー(株価指数が下落するときに取引高が前日より増大する日のことです。20日以内に5回あると暴落の兆しと言われています。)は3日です。

政府が8日に閣議決定する追加経済対策の事業規模を73.6兆円程度とする方向で調整に入ったと伝わったことはポジティブです。新型コロナウイルスの再拡大を踏まえ財政支出を膨らませることを市場は好感するでしょう。ただし、相場全体への高値警戒感もあり、日経平均の上値は重そうです。想定レンジは26400円±300円程度です。昨日崩れた再生可能エネルギー関連や、東証マザーズ指数の戻りが鈍いようなら、日経平均は底堅く推移しても、個人の相場の体感温度は低下す
る見通しです。

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