7月14日 カブ知恵 モーニングミーティング議事録

相場観

7月13日の日経平均は前日比142.11円(0.54%)高の26478.77円と、反発しました。5日移動平均線(13日現在26527.09円)、25日移動平均線(同26544.53円)、75日移動平均線(同26904.32円)、100日移動平均線(同26766.29円)、200日移動平均線(同27672.68円)全て下回っています。7月14日の大阪証券取引所における日経平均先物9月物の夜間取引終値は前日比30円高の26470円、高値は13日21時29分の26540円、安値は13日21時33分の26210円でした。13日の騰落レシオ(6日移動平均)は117.44%でした。新高値銘柄数は44、新安値銘柄数は5でした。また、13日現在のMACD(12日-26日)はマイナス105.56、シグナル(9日)はマイナス154.50でした。ヒストグラム(=MACD -シグナル)は48.94でした。これは7月8日にプラス転換しました。なお、ここ20日間のディストリビューションデー(株価指数が下落するときに取引高が前日より増大する日のことです。20日以内に5回あると暴落の兆しと言われています。)は3日です。ちなみに、13日時点の当社の「天井確認10項目」のうち「2つ」(前日も2つ)が点灯している状況です。

 

13日のNYダウは4日続落し、前日比208.54ドル安の30772.79ドルでした。ナスダック総合株価指数は小幅に3日続落し、同17.146ポイント安の11247.582ポイントでした。6月のCPIは前年同月比9.1%上昇とおよそ40年半ぶりの高い伸びとなり、市場予想の8.8%上昇も上回りました。これが嫌気されました。

 

13日の米国株安は、本日の日経平均にネガティブです。ですが、米国株は売り一巡後は下げ渋りました。また、CPI発表直後に3%台に上昇した米長期金利が一時2.89%まで水準を下げました。このような債券市場の動きも、日本株の下支え材料となるでしょう。そして、1ドル=137円台の円安も我が国外需企業の収益にポジティブです。ただし、今回のCPIを受けて、次回7月のFOMCで0.75%の利上げがほぼ確実視されただけなく、一部では利上げ幅が1%に拡大するとの観測も浮上しています。これは株式市場の上値圧迫要因でしょう。また、OECDが11日に発表した6月の景気先行指数は99.5と5月から一段と低下し、長期平均である100を4月に下回った後、減速に歯止めが掛からないことも、世界景気の敏感株の日本株には逆風です。引き続き、好悪材料が綱引きし、日本株は膠着するでしょう。日経平均については、テクニカル的には、13日は5日移動平均線が上向き転換したものの、終値では下回り続けており、短期需給が悪化したままです。なお、5日移動平均線が上向きを続けるためには、本日終値が7月7日の26490.53円を上回る必要があります。13日の日経平均ボラティリティー・インデックスは前日比0.58(2.51%)安の22.54でした。本日の日経平均の想定レンジは前日終値26478.77円±400円程度です。

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