8日の海外動向と本日の相場見通し 米国株相場がハイテク中心に大幅下落、日経平均は軟調に推移

9日の大阪ナイトセッションの日経先物9月物は前日比240円安の23010円、高値は8日16時33分の23240円、安値は8日22時43分の22920円でした。8日のNYダウは3日続落、前週末比632.42ドル安の27500.89ドルでした。ナスダック総合株価指数は同465.44ポイント安の10847.69ポイントでした。ダウ構成銘柄ではアップルが6.73%安、セールスフォース・ドットコムも5.27%安でした。また、前週末にS&P500種株価指数への採用が見送られたテスラは21.06%安でした。NY原油先物相場は4日続落、WTI期近の10月物は3連休前の前週末比3.01ドル安の1バレル36.76ドルでした。NY金先物相場は4日ぶりに反発、12月物は前週末比8.9ドル高の1トロイオンス1943.2ドルでした。NY円相場は反発、前週末比25銭円高・ドル安の1ドル=105円95銭~106円05銭でした。

 

8日のVIX指数は前日比0.71(2.31%)高の31.46でした。また、VIX3Mは同0.44(1.27%)安の34.31で、VIX/VIX3Mレシオは同0.03(3.62%)安の0.92と、依然として1を下回っているので米株式相場は良好です。また、Skew指数(スキュー指数、別名「ブラックスワン指数」)<オプション価格を基に計算しますが、目先の相場が上昇する確率を、下落する確率がどれだけ上回っているかを表す。目先の相場が大きく下落する確率が高まると、Skew指数は大きくなる。>は、前日比0.77(0.58%)安の132.51でした。

 

一方、8日の日本では、プット・コールレシオは4.97と前日の6.44から低下しました。(なお、同レシオの7月9日から16日まで、また、7月22日以降の異常値(過去にない値)とも思える数値は、計算上は正しい数値だということです。プット・コールレシオの算出元の1つである国内個別株を対象とするeワラントの取引が停止となっていることや、新型コロナウイルスの感染拡大が続く中で市場のボラティリティが高まっていたことなどの要因から、プット・コールレシオは大きくブレやすいやすい状況となっていたということです。)新高値銘柄数は57、新安値銘柄数は3、東証1部の騰落レシオ(25日平均)は118.29と前日の117.93から上昇しました。

 

なお、日経平均に関しては、日足ベースの一目均衡表では基準線は8日現在「水平」から「上向き」に転換しました。転換線は「水平」継続です。転換線と基準線は「好転」継続です。遅行スパンは26日前よりも上に浮上し、「好転」継続です。引き続き雲の上で推移しています。また、先行スパンのクロスは、9月16日です。また、8日現在のMACD(12日-26日)は155.19と前日の156.20から低下、シグナル(9日)は168.58と前日の172.75からから低下、ヒストグラム(=MACD -シグナル)はマイナス13.39と前日のマイナス16.55からやや上昇し、「売り」継続です。

 

8日の米国株相場がハイテクを中心に大幅に下落したため、本日の日経平均は軟調に推移する見通しです。想定レンジは22900円±200円程度です。トランプ米大統領は7日、「中国とビジネスをしなければ巨額の損失を出すことはない」と述べ、米中対立激化懸念が強まっているため、全般的に売り圧力が強い1日になりそうです。なお、フィラデルフィア証券取引所の半導体株指数(SOX)は4.71%下落しました。米政権が中国半導体受託生産最大手の中芯国際集成電路製造(SMIC)を事実上の禁輸リストに加えることを検討していると4日に伝わり、半導体製造装置株に売りが広がったためです。このため、本日の東京でも半導体関連への売りが出てきそうです。

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