8日の海外動向と本日の相場見通し 米国株高は追い風も、過熱感と週末で日経の上値は重そう

9日の大阪ナイトセッションの日経先物12月物は前日比10円安の23620円、高値は8日16時33分の23680円、安値は9日00時34分の23570円でした。8日のNYダウは続伸、前日比122.05ドル高の28425.51ドルでした。ナスダック総合株価指数も続伸、同56.38ポイント高の11420.98ポイントでした。追加の経済対策の与野党協議が難航し続けたとしても、米大統領選後にはどちらが勝っても、大型の追加経済対策の成立が見込まれることが買い材料になりました。」ちなみに、民主党のペロシ下院議長は「より大規模な経済対策なしに、航空会社などに限られた、個別の支援策は実施しない」と記者団に対して述べました。NY原油先物相場は反発、WTI期近の11月物は前日比1.24ドル高の1バレル41.19ドルでした。NY金先物相場は3日ぶりに反発、12月物は前日比4.3ドル高の1トロイオンス1895.1ドルでした。NY円相場は続落、前日比05銭円安・ドル高の1ドル=106円00~10銭でした。

 

10月8日のVIX指数は前日比1.70(6.06%)安の26.36でした。また、VIX3Mは同1.21(3.94%)安の29.49で、VIX/VIX3Mレシオは同0.02(2.20%)安の0.89と、依然として1を下回っているので米株式相場は良好です。また、Skew指数(スキュー指数、別名「ブラックスワン指数」)は、前日比1.21(1.00%)高の121.81でした。

 

一方、10月8日の日本では、プット・コールレシオは1.20と前日の1.89から低下しました。東証1部の騰落レシオ(25日移動平均)は121.81と前日の124.70から低下しました。新高値銘柄数は71、新安値銘柄数は4でした。

 

なお、日経平均に関しては、日足ベースの一目均衡表では基準線は10月8日現在「上向き」継続です。転換線は「水平」から「上向き」に転換しました。転換線と基準線は「好転」継続です。遅行スパンは26日前よりも上に浮上中で、「好転」継続です。そして、引き続き雲の上で推移しています。また、先行スパンのクロスは、現在は確認できません。また、10月8日現在のMACD(12日-26日)は87.91と前日の66.14から上昇、シグナル(9日)は79.13と前日の79.92から低下、ヒストグラム(=MACD -シグナル)はプラス8.78と前日のマイナス13.78から上昇し、「買い」転換しました。

 

米国株高は日本株の下支え要因ですが、昨日の東証1部の騰落レシオ(25日移動平均)が121.81%と120%を超えてやや過熱気味であることに加え、週末でもあることから、上値では分厚い利益確定売りが控えているとみています。このため、本日の日経平均は膠着する見通しです。想定レンジは23600円±250円程度です。

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