1日の海外動向と本日の相場見通し 米株堅調、海外投資家の日本株買い継続へ

12月2日の大阪ナイトセッションの日経平均先物12月物は前日比80円高の26880円、高値は12月2日01時34分の26980円、安値は12月1日17時15分の26700円でした。1日のNYダウは反発、前日比185.28ドル高の29823.92ドルでした。ナスダック総合株価指数も反発、同156.369ポイント高の12355.106ポイントと過去最高値を更新しました。S&P500種株価指数は同40.82ポイント高の3662.45ポイントと過去最高値を更新しました。米政府でワクチン開発を指揮するチームのモンセフ・スラウイ首席顧問が1日、「米国民は2021年6月までにワクチンを接種できる」と述べたことが買い材料視されたようです。ですが、超党派でまとめた新型コロナウイルスを巡る9080億ドル規模の追加の経済対策案について、「米共和党上院トップのマコネル院内総務は協議を拒否した」と伝わったことは上値圧迫要因でした。NY原油先物相場は3日続落、WTI期近の2021年1月物は前日比0.79ドル安の1バレル44.55ドルでした。NY金先物相場は反発、2月物は前日比38.0ドル高の1トロイオンス1818.9ドルでした。NY円相場は反発、前日比05銭円高・ドル安の1ドル=104円25~35銭でした。

 

12月1日のVIX指数は前日比0.20(0.97%)高の20.77でした。また、VIX3Mは同0.16(0.66%)高の24.49で、VIX/VIX3Mレシオは同0.00(0.31%)高の0.85と、1を割り込んでいます。米国株式市場が落ち着きを取り戻しています。このため、「リスクパリティ型ファンド」からの暴力的な売りを警戒する必要性は大幅に低下しています。また、Skew指数(スキュー指数、別名「ブラックスワン指数」)は、前日比1.35(1.01%)高の132.60でした。

 

一方、12月1日の日本では、プット・コールレシオは0.52と前日の0.49から上昇しました。東証1部の騰落レシオ(25日移動平均)は108.94と前日の105.51から上昇しました。新高値銘柄数は94、新安値銘柄数は21でした。

 

なお、日経平均に関しては、日足ベースの一目均衡表では基準線は12月1日現在「上向き」継続です。転換線は「上向き」継続です。転換線と基準線は「好転」継続です。遅行スパンは26日前よりも上に浮上したままで、「好転」継続です。引き続き雲の上で推移しています。また、先行スパンのクロスは、現在は確認できません。先行スパン2は、「水平」から「上向き」転換しました。また、12月1日現在のMACD(12日-26日)は739.96と前日の723.73から上昇、シグナル(9日)は676.29と前日の662.76から上昇、ヒストグラム(=MACD -シグナル)は63.67と前日の60.97から上昇し、「買い」継続です。なお、ここ20日間のディストリビューションデー(株価指数が下落するときに取引高が前日より増大する日のことです。20日以内に5回あると暴落の兆しと言われています。)は2日です。

 

米株高を受け、本日の日経平均は堅調に推移しそうです。想定レンジは26900円±300円程度です。米国ではワクチン接種が12月中と早期に始まるとの見方が広がっているため、世界経済の回復期待が高まり、投資家のリスク選好が強まっています。とりわけ、この傾向は海外投資が強いと考えます。よって、海外投資家が本日も日本株を買ってくることでしょう。

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