11日の海外動向と本日の相場見通し 「強含みもみあい」をイメージしています

11日のシカゴ日経平均先物9月物は16070円大証比360円高でした。NYダウは続伸し、前週末比80.19ドル高の18226.93ドルと、2015年5月22日以来、およそ1年2カ月ぶりの高値で取引を終えました。NY原油先物相場は反落、WTI期近の8月物は前週末比0.65ドル安の1バレル44.76ドルでした。山火事に見舞われたカナダの産油地帯で生産回復が進んでいることや、ナイジェリアでの政情不安の後退を背景にした原油輸出が増加観測が嫌気されました。NY円相場は6日ぶりに大幅反落、前週末比2円25銭円安・ドル高の1ドル=102円75~85銭でした。日本政府が日本時間12日に策定する予定の経済対策への期待感が高まり、円売り・ドル買いが優勢でした。

 

米株上昇、円安を受け、本日の日経平均は大幅続伸スタートの見込みです。想定レンジは26週移動平均ベースのマイナス1σ(11日現在15804.26円)~26週移動平均線(同16382.08円)です。まあ、より絞り込めば、16000円±150円がコアレンジです。6月雇用統計の上振れ、参院選での与党の大勝利、そして、安倍政権の策定する経済対策への期待を背景に、米株高・円安・日本株高となっています。内部・外部環境の好転で、売り方は非常に厳しい状況に陥ったため、買い戻しニーズが非常に強い局面と考えます。ただし、

25日移動平均線(11日現在15814.87円)オーバーでは安値で買った投資家の利食い売りに加え、以前の高値で買った投資家の戻り待ちの売りが出るため、売り買いが激しく交錯するでしょう。よって、本日は「強含みもみあい」をイメージしています。

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