11日の海外動向と本日の相場見通し イタリアリスクの低下と、円安基調を受け、本日の日経平均は続伸へ

12日の大阪ナイトセッションの日経平均先物9月物は前日比110円高の22900円、高値は120117分の22940円、安値は111630分の22820円でした。11日のNYダウは4日続伸、前週末比5.78ドル高の25322.31ドルでした。イタリアのトリア経済・財務相が現地紙に対して、単一通貨ユーロからの離脱を否定したと伝わり、欧州株式相場が軒並み上げたことが追い風でした。NY原油先物相場は反発、WTI期近の7月物は前週末比0.36ドル高の1バレル66.10ドルでした。NY円相場は3日ぶりに反落、前週末比50銭円安・ドル高の1ドル=1100010銭でした。

 

イタリアリスクの低下と、円安基調を受け、本日の日経平均は続伸する見通しです。想定レンジは22900円±150円程度です。ただ、シンガポールでの米朝首脳会談やFOMCなど重要イベントの結果を見極めたい投資家は多いため、日経平均など主要な株価指数は高くても、様子見気分の強い1日になりそうです。

 

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