11月26日 カブ知恵 モーニングミーティング議事録

本日の個別銘柄動向コメント

東洋電機製造(6505)

11月25日、日刊工業新聞Web版が、「慶大発企業と東洋電機製造など、波力揚水発電を実用化」と報じました。これが引き続き買い材料視されそうです。「慶応義塾大学発ベンチャーの音力発電(神奈川県藤沢市、速水浩平社長)、東洋電機製造、オーストリア・アンドリッツは協業し、2022年夏をめどに「循環型波力揚水発電」を実用化する。発電出力300キロワット。船舶に発電システムを搭載し、土木工事が不要で高波にも強い。未利用の海洋エネルギーを使う発電は、新たな再生可能エネルギーとして新産業創出への期待が大きい。音力発電は将来3000件の設置を目指す。」とのことです。

 

デ゙・ウエスタン・セラピテクス研究所(4576)

11月25日、「緑内障・高眼圧症治療剤「K-232」(リパスジル塩酸塩水和物とブリモニジン酒石酸塩の配合点眼剤)の国内製造販売承認申請のお知らせ」を発表しました。これが買い材料視されそうです。同社が創製した Rho キナーゼ 阻害薬『リパスジル塩酸塩水和物』につき、ライセンスアウト先の興和株式会社)より、リパスジル塩酸塩水和物とブリモニジン酒石酸塩 との配合点眼剤「K-232」(「本剤」)の緑内障・高眼圧症を適応症とした国内製造販売承認申請を、本日、厚生労働省に行った旨の連絡を受けました。本剤は、Rho キナーゼ阻害薬の「グラナテック 点眼液 0.4%」の有効成分『リパスジル塩酸塩水和物』と、アドレナリンα2 受容体作動薬の『ブリモニジン酒石酸塩』を含有する世界で 初めての組 み合わせの 配合点眼剤 です。本剤は、既存の配合点眼剤と薬 理学的な作 用点が異な るため、様々な緑内障・高眼圧症治療剤との 併用が可能となります。2020 年2 月より国内第Ⅲ相臨床試験が行われており、本剤は、単独での使用及び既存の緑 内障・高眼圧症治療剤 と併用での 使用のいずれの場合で も、更なる眼圧下降効果と 安全性が確 認されまし た。同社は、標準的な事例からの 推測として 、約1年後の審査完了を見込んでいます。

 

FRONTEO(2158)

11月25日、「株式会社スズケンとの業務提携の基本合意に関するお知らせ」を発表しました。これが買い材料視されそうです。FRONTEO が開発を進める「会話型 認知症診断支援 AI プログラム」(以下、「本 AI プログラム」)をはじめとするプログラム医療機器について、医療機関等への販売活動等の包括的な業務提携の基本合意に至りました。「会話型 認知症診断支援 AI プログラム」に関する業務のうち、物品の配送および債権管理などの流通関連活動をスズケンが独占的に行うことに合意しています。今後、2 社は、本 AI プログラムの早期市場浸透および市場拡大に向けた体制の確立を目指します。加えて、様々な AI 医療機器や AI ソフトウェアプログラムに適応する新たな医療流通プラットフォームの構築や、FRONTEO とスズケングループ、協業企業の機能やリソースの組み合わせによる新しい AI ソリューション開発におきましても検討を進めていきます。

 

霞ヶ関キャピタル(3498)

11月25日、「霞ヶ関キャピタルと三菱HCキャピタルにおける物流施設開発事業に関する合弁契約締結のお知らせ」を発表しました。これが買い材料視されそうです。霞ヶ関キャピタル株式会社と三菱HCキャピタル株式会社は、霞ヶ関キャピタルが 2021 年 9 月 30 日付「物流施設開発合弁会社の設立に向けた基本合意書締結に関するお知らせ」にて公表したとおり、物流施設開発事業に関する合弁契約について、三菱HCキャピタルにおける所定の手続きを経て、本日開催の霞ヶ関キャピタルの取締役会にて決議、締結し、共同で事業を推進することとなりました。 両社は、本合弁会社を通じて、環境配慮型の冷凍冷蔵倉庫、省人化・省力化および運営の効率化を実現する自動倉庫など、環境保全の推進、ならびに人手不足などの物流業界が抱える課題の解決に資する物流施設を開発していきます。さらに、霞ヶ関キャピタルが有する物流施設開発に関するノウハウ、冷凍冷蔵倉庫開発における知識、リーシング力、および物流事業拡大の支えとなる豊富な人材と、三菱HCキャピタルが有する物流施設の開発投資にて培った知見、豊富な資金力を組み合わせることで、日本を代表する物流施設開発専業会社となるべく、事業を推進していきます。両社は、今後 3 年間で総事業費 2000 億円規模の物流施設の開発をめざします。三菱HCキャピタルにおいては、当該事業の開発資金として、300~500 億円の拠出を企図しており、両社は金融機関からのノンリコースローンとあわせて、事業資金への充当を計画しています。なお、本合弁会社は、当該事業において生じる開発利益の一部を中期的に取り込んでいきます。

 

シチズン時計(7762)

11月25日、「自己株式取得に係る事項の決定に関するお知らせ」を発表しました。これが買い材料視されそうです。取得しうる株式の総数: 2500万株(上限) (発行済株式総数(自己株式を除く)に対する割合 7.99%)、株式の取得価額の総額: 100 億円(上限)、 取得期間 : 2021 年 11 月 30 日~2022 年6月 30 日。

 

住友大阪セメント(5232)

11月25日、「自己株式取得に係る事項の決定に関するお知らせ」を発表しました。これが買い材料視されそうです。取得する株式の総数 350 万株を上限とする(発行済株式総数(自己株式を除く)に対する割合 9.41%)、 株式の取得価額の総額 100 億円を上限とする、 取得する期間 2021 年 11 月 26 日~2022 年6月 30 日。

 

スズケン(9987)

11月25日、「株式会社 FRONTEO との業務提携に関する基本合意のお知らせ」を発表しました。これが買い材料視されそうです。同社グループが有する医療流通プラットフォームの機能やサービスを FRONTEO より高く評価してもらい、本 AIプログラムの医療機関等への販売活動をはじめとする包括的な業務提携の基本合意に至りました。「会話型 認知症診断支援 AI プログラム」に関する業務のうち、物品の配送および債権管理などの流通関連活動をスズケングループが独占的に行うことに合意しています。今後は、本 AI プログラムの早期市場浸透および市場拡大に向けた体制の確立を目指します。加えて、様々な AI医療機器や AI ソフトウェアプログラムに適応する新たな医療流通プラットフォームの構築や、FRONTEO とスズケングループや協業企業の機能やリソースの組み合わせによる新しい AI ソリューション開発におきましても検討を進めていきます。

 

AIメカテック(6227)

11月25日、「大手ディスプレイメーカー等より大口受注のお知らせ」を発表しました。これが買い材料視されそうです。同社は、海外の大手ディスプレイメーカー及びCMOSメーカー複数社より、マイクロディスプレイは、仮想現実を体現するディスプレイとしてVR/AR/MR等を中心に採用されており、また最近では車載向けHUD(ヘッドアップディスプレイ)など幅広い分野へと用途が拡がっています。当該システムは、同社が新たに開発したナノレベル真空貼合せ装置と、同社コア技術であるインクジェット塗布など各種プロセス装置をシステム化し One Stop ソリューションとして提供したものであり、その歩留りの高さが評価され受注に至りました。受注内容は、受注製 品 ウエハ対応マイクロディスプレイ封止システム、受注金 額 約15 億円、売上計上予定 2022 年6月期ウエハ対応マイクロディスプレイ封止システムを一括ラインとして受注しました。当該受注は今期(2022 年6月期)業績予想に織り込まれており、今期業績に与える影響は軽微でます。顧客との納期の調整等により今期業績予想に修正の必要が生じた場合は速やかに開示します。なお、当該受注はすべて円建てとなっており、為替レートの変動による影響はありません。

 

ポート(7047)

11月24日、「株式会社 INE の株式取得(子会社化)及び資金の借入に関するお知らせ」を発表しました。これが引き続き買い材料視されそうです。同社は、24日開催の取締役会において、「エネチョイス」等のマッチング DX メディアを運営する株式会社 INEの発行済株式数の 50.91%を取得することによる子会化(「本株式取得」といいます。)及び資金の借入について決議しました。INE 社は、2014 年の政府による電力自由化開始(改正電気事業法の成立)に伴うマーケットの拡大を見据え、2014 年に創業されたエネルギーマーケットのリーディングカンパニーです。ユーザーと新電力のマッチング及び、獲得した会員へのクロスセルを中心に事業を展開しています。特に新電力切替の取次件数においては業界最大規模のシェアを持ち、今期においては取次件数 10 万件を突破する見込みです。

 

相場観

25日の日経平均は前日比196.62円(0.67%)高の29499.28円と、反発しました。5日移動平均線(25日現在29584.11円)を下回っています。一方、25日移動平均線(同29353.65円)、75日移動平均線(同28953.98円)、200日移動平均線(同28945.49円)は上回っています。26日の大阪証券取引所における日経平均先物12月物の夜間取引終値は前日比10円安の29510円、高値は始値の29520円、安値は24日22時50分の29450円でした。25日の東証1部の騰落レシオ(25日移動平均)は78.74と前日の79.39から低下しました。新高値銘柄数は32、新安値銘柄数は161でした。また、25日現在のMACD(12日-26日)は147.83と前日の162.76から低下し、シグナル(9日)は177.47と前日の175.00から上昇しました。ヒストグラム(=MACD -シグナル)はマイナス29.64と前日のマイナス12.24から低下しました。なお、ここ20日間のディストリビューションデー(株価指数が下落するときに取引高が前日より増大する日のことです。20日以内に5回あると暴落の兆しと言われています。)は4日です。

 

25日の米株式市場は、「感謝祭」の祝日で休場でした。

 

25日の米国株が休場で、日本は週末ということもあり、手掛かり材料が不足し、日経平均は膠着するでしょう。本日の想定レンジは29500円±300円程度です。

 

一方、11月25日の東証マザーズ指数は前日比4.76p(0.42%)安の1138.28pと、続落しました。5日移動平均線(25日現在1154.35p)、200日移動平均線(同1160.60p)共に下回っています。一方、25日移動平均線(同1135.00p)、75日移動平均線(同1118.57p)は上回り続けています。200日移動平均線については、11月16日に、ようやく上抜きましたが、11月19日にあっさりと割り込みました。ですが、22日に再び上回り、24日にまた下回りました。現在は200日移動平均線の攻防となっています。出来高は1億1272万株、売買代金は2663億円でした。

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