12日の海外動向と本日の相場見通し 米株高・円安を好感、売り方の買い戻しで日経は強い

13日の大阪ナイトセッション日経平均先物12月物は前日比30円高の21660円、高値は130340分の21710円、安値は122353分の21510円でした。12日のNYダウは7日続伸、前日比45.41ドル高の27182.45ドルでした。ナスダック総合株価指数は続伸、同24.789ポイント高の8194.467ポイントでした。米中対立が和らぐとの観測に加え、ECBの金融緩和の決定が買い材料になりました。NY原油先物相場は3日続落、WTI期近の10月物は前日比0.66ドル安の1バレル55.09ドルでした。NY円相場は1ドル=1080515銭、25銭円安・ドル高でした。

 

米株高・円安を受け、本日の日経平均は堅調推移が見込まれます。想定レンジは21800円±200円程度です。ここまでの上昇で利食い売りも当然出るでしょうが、日を追うごとに膨らむ評価損に耐えかねた売り方の損失覚悟の買い戻しも入るため、下値は相当堅いでしょう。なお、本日の株価指数先物・オプション9月物のメジャーSQ通過後は、1718日のFOMC、1819日の日銀の金融政策決定会合まで大きなイベントはないため、買い一巡後は日経平均は高値圏でもみあうことになりそうです。

 

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