12日の海外動向と本日の相場見通し 米長期金利高止まり懸念で日経平均の上値は重そう

13日の大阪ナイトセッションの日経平均先物3月物は前日比60円安の28130円、高値は12日16時30分の28220円、安値は13日02時15分の28080円でした。12日のNYダウは反発、前日比60.00ドル高の31068.69ドルでした。ナスダック総合株価指数も反発、同36.003ポイント高の13072.434ポイントでした。バイデン氏が14日に家計への現金給付の増額などを含む数兆ドル規模の経済対策を公表することへの期待感から、景気敏感株の一角が買われました。NY原油先物相場は6日続伸、WTI期近の2月物は前日比0.96ドル高の1バレル53.21ドルでした。一時は53.28ドルと昨年2月以来の水準に上昇する場面がありました。NY金先物相場は反落、2月物は前日比6.6ドル安の1トロイオンス1844.2ドルでした。NY円相場は5日ぶりに反発、前日比50銭円高・ドル安の1ドル=103円70~80銭でした。

 

12日のVIX指数は前日比0.75(3.11%)安の23.33でした。また、VIX3Mは同0.50(1.87%)安の26.20で、VIX/VIX3Mレシオは同0.01(1.27%)安の0.89と、1を割り込んでいます。このため、「リスクパリティ型ファンド」からの暴力的な売りを警戒する必要性は大幅に低下しています。また、Skew指数(スキュー指数、別名「ブラックスワン指数」)は、前日比5.29(3.93%)高の139.99でした。

 

一方、12日の日本では、プット・コールレシオは0.27と前日の0.28から低下しました。東証1部の騰落レシオ(25日移動平均)は102.41と前日の103.96から低下しました。新高値銘柄数は125、新安値銘柄数は7でした。

 

なお、日経平均に関しては、日足ベースの一目均衡表では基準線は12日現在「上向き」継続です。転換線は「上向き」継続です。転換線と基準線は「好転」継続です。遅行スパンは26日前よりも上に浮上したままで、「好転」継続です。引き続き雲の上で推移しています。また、先行スパンのクロスは、現在は確認できません。先行スパン2は「上向き」から「水平」に転換しました。また、12日現在のMACD(12日-26日)は454.67、シグナル(9日)は365.46、ヒストグラム(=MACD -シグナル)は89.21で、「買い」継続です。なお、ここ20日間のディストリビューションデー(株価指数が下落するときに取引高が前日より増大する日のことです。20日以内に5回あると暴落の兆しと言われています。)は6日です。

 

12日の米10年物国債利回りの終値は1.12%と、前日比0.02%低下したことはハイテク株にはポジティブです。しかしながら、バイデン次期政権での財政出動の拡大による国債増発による需給悪懸念は根強く、当面はそう簡単には長期金利は下がりそうにありません。これがナスダック総合株価指数の上値を圧迫し、日経平均の上値を重くすることでしょう。一方、米経済対策の大型化は世界景気にはポジティブです。このため、景気敏感株は買われやすい環境です。よって、日経平均の下値も堅いでしょう。結果、日経平均は前日終値(28164.34円)を挟んだもみあいとなりそうです。想定レンジは28150円±250円程度です。

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