14日の海外動向と本日の相場見通し 日経平均は昨日終値付近で膠着

14日のシカゴ日経平均先物6月限(円建て)は17125円大証比15円高でした。NYダウは小幅続伸、前週末比15.82ドル高の17229.13ドルでした。原油先物相場が下落したことが重しとなり、FOMCの結果発表を控え、声明の内容や政策金利の見通しを見極めたいとの様子見ムードが強かったようです。NY原油先物相場は大幅反落、WTI期近の4月物は前週末比1.32ドル安の1バレル37.18ドルでした。イランのザンギャネ石油相が「同国の原油生産量が日量400万バレルに達するまでは増産凍結に合意しない」と述べたと伝わったことが嫌気されました。NY円相場は、1ドル=113円80~90銭、5銭円安・ドル高でした。

 

原油安はネガティブ材料ですが、ダウ、円相場が大きな動きになっていないため、本日の日経平均は昨日終値付近で、膠着する見通しです。本日は、日銀金融政策決定会合の結果発表後に、それを材料に多少動く可能性はあります。しかし、大方の見方は、「金融政策は現状維持、追加金融緩和なし」ですので、それほど期待が盛り上がっているわけではありません。このため、相場刺激材料としてのインパクトは小さいとみています。むしろ、相場へのインパクトは、黒田日銀総裁の決定会合後の記者会見の方が大きそうです。当然、これは通常の株式市場取引終了後の円相場や、先物のナイトセッションで織り込まれる見通しです。日経平均現物指数の想定レンジは5日移動平均線(14日現在16890.06円)~週足ベースの一目均衡表の基準線(同17439.08円)です。

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