15日の海外動向と本日の相場見通し 日銀次第、短期筋がドタバタするだけの1日

15日のシカゴ日経平均先物9月物は15865円大証比35円安でした。NYダウは5日続落し、前日比34.65ドル安の17640.17ドルでした。FRBはFOMCで市場の予想通り政策金利の据え置きを決定し、声明では雇用回復が減速したと指摘し、FOMC参加者の金利見通しは17、18年分の中央値が低下し、経済見通しでは16年と17年の成長率の予想がやや下がりました。これを受け、市場では、FRBは利上げを緩やかペースで進めるとの見方が改めて強まったものの、むしろ、材料出尽くしとなり、取引終了にかけて下げに転じて終えました。NY原油先物相場は5日続落WTI期近の7月物は前日比0.48ドル安の1バレル48.01ドルでした。NY円相場は4日続伸、前日比10銭円高・ドル安の1ドル=106円00~10銭でした。一時は105円41銭と2014年10月15日以来1年8カ月ぶりの円高になりました。

 

FOMCは大方の予想通り「金利据え置き」で無事通過しました。次は、本日の日銀の金融政策決定会合の結果発表です。政策変更はないというのがコンセンサスですが、市場のサプライズを狙う黒田総裁が追加緩和を決める可能性があります。このため、現状維持なら多少売りが優勢になり、追加緩和なら短期的に買い戻しが加速し急騰するリスクがあります。現状維持なら日経平均の想定レンジは15500円~16000円程度、追加緩和なら15800円~16500円程度です。ただし、結果発表後、乱高下したとしても、23日の英国のEU離脱の是非を問う国民投票を控え、それは短期筋がドタバタするだけで、多くの投資家は様子見スタンスを崩すことはないでしょう。

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