15日の海外動向と本日の相場見通し 米株高を好感、日経平均は堅調推移も上値は重そう

15日の大阪ナイトセッションの日経平均先物6月物は前日比120円高の29650円、高値は終値、安値は15日00時38分の29410円でした。15日のNYダウは7日続伸、前週末比174.82ドル高の32953.46ドルと4日連続で過去最高値を更新しました。S&P500種株価指数は5日続伸し、同25.60ポイント高の3968.94ポイントと、3日連続で過去最高値を更新しました。ナスダック総合株価指数は反発、同139.843ポイント高の13459.708ポイントでした。1.9兆ドル規模の経済対策に盛り込まれた1人最大1400ドルの現金給付の手続きが始まったと伝わったことや、NY連銀が発表した3月の製造業景況指数が市場予想を上回って前月から改善したことなどが買い材料になりました。NY原油先物相場は続落、WTI期近の4月物は前週末比0.22ドル安の1バレル65.39ドルでした。NY金先物相場は反発、4月物は前週末比9.4ドル高の1トロイオンス1729.2ドルでした。NY円相場は3日続落、前週末比10銭円安・ドル高の1ドル=109円10~20銭でした。

 

 

15日のVIX指数は前週末比0.66(3.19%)安の20.03でした。また、VIX3Mは同0.85(3.30%)安の24.89で、VIX/VIX3Mレシオは同0.00(0.12%)高の0.80と、1を下回っているため、「リスクパリティ型ファンド」からの暴力的な売りを警戒する必要性が大幅に低下しています。Skew指数(スキュー指数、別名「ブラックスワン指数」)は、前日比0.97(0.69%)高の141.26でした。

 

15日の日本では、プット・コールレシオは0.26と前日の0.30から低下しました。東証1部の騰落レシオ(25日移動平均)は120.33と前日の114.40から上昇しました。新高値銘柄数は214、新安値銘柄数は1でした。

 

なお、日経平均に関しては、日足ベースの一目均衡表では基準線は15日現在「上向き」から「水平」に転換しました。転換線は「水平」から「下向き」に転換しました。転換線と基準線は「逆転」を継続です。遅行スパンは26日前の日足よりも上に浮上したままで、「好転」継続です。引き続き雲の上で推移しています。また、先行スパンのクロスは、現在は確認できません。先行スパン2は「水平」を継続しています。また、15日現在のMACD(12日-26日)は127.60、シグナル(9日)は153.97、ヒストグラム(=MACD -シグナル)はマイナス26.37で、「売り」継続です。(売り転換は2月24日でした。)なお、ここ20日間のディストリビューションデー(株価指数が下落するときに取引高が前日より増大する日のことです。20日以内に5回あると暴落の兆しと言われています。)は7日です。

 

15日の米10年物国債利回りは前週末比0.02%低下し1.60%で取引を終えました。この米長期金利の上昇一服と、米国株高は本日の日経平均の追い風です。想定レンジは29800円±300円程度です。今週、米国ではFRBが16~17日にFOMCを開きます。一方、日銀も18~19日に金融政策決定会合を開きます。このため、各中央銀行の決定内容を見極めたいとのムードが週を通じて強いであろうため、日経平均の上値は重そうです。

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