16日の海外動向と本日の相場見通し 日経平均は膠着も、FRBの姿勢で底堅い

17日の大阪ナイトセッションの日経平均先物3月物は前日比70円高の26740円、高値は16日17時30分の26750円、安値は16日の始値の26670円でした。16日のNYダウは反落、前日比44.77ドル安の30154.54ドルでした。ナスダック総合株価指数は続伸、同63.128ポイント高の12658.188ポイントと、連日で過去最高値を更新しました。「米与野党は9000億ドル規模の追加経済対策で合意に近づいている」と伝えたことが相場を支える材料になりました。NY原油先物相場は3日続伸、WTI期近の1月物は前日比0.20ドル高の1バレル47.82ドルでした。NY金先物相場は続伸、2月物は前日比3.8ドル高の1トロイオンス1859.1ドルでした。NY円相場は続伸、前日比20銭円高・ドル安の1ドル=103円40~50銭でした。

 

16日のVIX指数は前日比0.39(1.70%)安の22.50でした。また、VIX3Mは同0.40(1.55%)安の25.47で、VIX/VIX3Mレシオは同0.00(0.16%)安の0.88と、1を割り込んでいます。このため、「リスクパリティ型ファンド」からの暴力的な売りを警戒する必要性は大幅に低下しています。また、Skew指数(スキュー指数、別名「ブラックスワン指数」)は、前日比5.84(4.20%)高の144.79でした。

 

一方、16日の日本では、プット・コールレシオは0.32と前日の0.42から低下しました。東証1部の騰落レシオ(25日移動平均)は104.17と前日の106.71から低下しました。新高値銘柄数は63、新安値銘柄数は7でした。

 

なお、日経平均に関しては、日足ベースの一目均衡表では基準線は16日現在「上向き」継続です。転換線は「水平」継続です。転換線と基準線は「好転」継続です。遅行スパンは26日前よりも上に浮上したままで、「好転」継続です。引き続き雲の上で推移しています。また、先行スパンのクロスは、現在は確認できません。先行スパン2は、「上向き」継続です。また、16日現在のMACD(12日-26日)は496.73と前日の520.75から低下、シグナル(9日)は605.24と前日の632.46から低下、ヒストグラム(=MACD -シグナル)はマイナス108.51と前日のマイナス111.71から上昇し、「売り」継続です。なお、ここ20日間のディストリビューションデー(株価指数が下落するときに取引高が前日より増大する日のことです。20日以内に5回あると暴落の兆しと言われています。)は5日です。

 

本日の日経平均は膠着する見通しです。想定レンジは26750円±200円程度です。パウエルFRB議長が16日、FOMC後に記者会見で、資産購入策のフォワード・ガイダンスの変更で量的緩和の長期化を示唆し「景気回復が完了するまで力強い支援になる」と指摘したことが日米株式市場の下支え要因となりました。

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