16日の海外動向と本日の相場見通し 米株軟調、日経平均も軟調に推移

17日の大阪ナイトセッション日経平均先物9月物は前日比10円安の22750円、高値は16日22時52分の22790円、安値は16日17時36分の22650円でした。16日のNYダウは5日ぶりに反落、前日比135.39ドル安の26734.71ドルでした。ナスダック総合株価指数は3日ぶりに反落、同76.66ポイント安の10473.83ポイントでした。週間の米新規失業保険申請件数が11日までの1週間で、前の週からほとんど変わらず、雇用回復の鈍化が懸念されたことや、新型コロナウイルスの新規感染者数が6万人を超える過去最多の水準で推移していること、そして、16日の中国株式相場が大幅に下落したことなどが売り材料でした。NY原油先物相場は3日ぶりに反落、WTI期近の8月物は前日比0.45ドル安の1バレル40.75ドルでした。NY円相場は3日ぶりに反落、前日比30銭円安・ドル高の1ドル=107円20~30銭でした。

 

16日のVIX指数は前日比0.24(0.86%)高の28.00でした。また、VIX3Mは同0.01(0.03%)安の31.55で、VIX/VIX3Mレシオは同0.01(0.90%)高の0.89と、依然として1を下回っているので米株式相場は良好です。一方、16日の日本では、プット・コールレシオは28.76と前日の40.12から大幅に低下し、下値不安が後退した状態で取引を終えています。(なお、同レシオの連日の異常値(過去にない値)とも思える数値は、計算上は正しい数値だということです。現在、プット・コールレシオの算出元の1つである国内個別株を対象とするeワラントの取引が停止となっていることや、新型コロナウイルスの感染拡大が続く中で市場のボラティリティが高まっていることなどの要因から、プット・コールレシオは大きくブレやすいやすい状況となっているということです。)新高値銘柄数は34、新安値銘柄数は3、東証1部の騰落レシオ(25日平均)は81.30%と前日の78.03からやや上昇しています。同レシオは昨日まで6日連続で70%台となっていました。

 

なお、日経平均に関しては、日足ベースの一目均衡表では基準線が16日現在「下向き」です。一方、転換線は「上向き」を維持しています。遅行スパンは26日前よりも上に浮上し「好転」しました。また、引き続き雲の上では推移しています。また、先行スパンのクロスは、現在は確認できませんが、直近では6月18日にクロスしたままです。また、16日現在のMACD(12日-26日)は214.23と前日の212.36から上昇、シグナル(9日)も201.99と前日の199.47から上昇、ヒストグラム(=MACD -シグナル)は12.24と前日の12.90からやや低下したものの、2日連続でプラスを維持し、「買い」継続となっています。

 

米国株安を受け、本日の日経平均は軟調なもみあいとなりそうです。想定レンジは22800円±200円程度です。22日に始まる観光支援策「Go To トラベル」で、赤羽一嘉国土交通相は16日、東京を発着する旅行をキャンペーンの対象から外す方針を明らかにしました。この事業規模縮小は関連銘柄にはネガティブに作用するでしょう。また、東京都は16日、都内で新たに286人が新型コロナウイルスに感染していることを確認したと発表しました。都内で1日に確認された数としては、今月10日の243人を上回り、これまでで最も多くなりました。この東京での感染者数の増加も相場全体にネガティブに作用する見込みです。そして、ネットフリックスが16日の2020年4~6月期決算発表で、今後の世界の契約者数の伸びが鈍る見通しを示したことで、時間外取引では株価が急落しているため、IT関連株への売り材料になりそうです。

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