17日の海外動向と本日の相場見通し 「トランプリスク」で米株、ドル急落、日経平均も大幅安へ
18日の大阪ナイトセッションの日経平均先物６月物は前日比290円安の19480円、高値は17日17時15分の19810円、安値は18日04時56分の19440円でした。17日のＮＹダウは急落、前日比372.82ドル安の20606.93ドルでした。トランプ米大統領がコミー前ＦＢＩ長官に対し、ロシアとの不透明な関係が疑われたフリン前大統領補佐官に関する捜査を終えるよう求めていたとの報道が嫌気されました。ＮＹ原油先物相場は反発、ＷＴＩ期近の６月物は前日比0.41ドル高の１バレル49.07ドルでした。ＮＹ円相場は１ドル＝110円80～90銭、２円25銭円高・ドル安でした。
トランプ米政権によるロシア関与疑惑が深刻化しており、トランプ大統領が弾劾されるとの懸念が浮上しています。この「トランプリスク」の高まりを受けた、米株安、ドル安で、本日の日経平均は大幅安に見舞われる見通しです。想定レンジは19500円±150円程度です。目先の日経平均に関しては、４月17日の年初来安値18224.68円から５月16日の年初来高値19998.49円までの上げ幅1773.81円に対する半値押しの19111.59円や、38.2％押しの19320.89円などが意識されそうです。
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