17日の海外動向と本日の相場見通し 中国への制裁関税の第3弾発表が重し

17日のNYダウは5日ぶりに反落、前週末比92.55ドル安の26062.12ドルでした。ナスダック総合株価指数は続落、同114.252ポイント安の7895.792ポイントでした。トランプ氏が17日の取引終了後に米中貿易について何らかの発表をすると発言したことが嫌気されました。NY原油先物相場は反落、WTI期近の10月物は、前週末比0.08ドル安の1バレル68.91ドルでした。NY円相場は3日ぶりに反発、前週末終値比25銭円高・ドル安の1ドル=1118090銭でした。

 

米国による中国への制裁関税の第3弾発表を、市場はほぼ織り込み済みとはいえ、これはこれで悪材料のため、日経平均の上値を抑制するでしょう。ただし、上乗せする関税率が当初は10%と、25%になるとの事前観測より小幅にとどまる見通しのようなので、これはややポジティブ材料です。日経平均の想定レンジは22900円~23300円程度です。

 

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