17日の海外動向と本日の相場見通し 米ハイテク株安、円高は逆風だが、配当絡みの買いで底堅い

18日の大阪ナイトセッションの日経先物12月物は前日比120円高の23220円、高値は18日00時07分の23230円、安値は17日22時14分の23060円でした。17日のNYダウは反落、前日比130.40ドル安の27901.98ドルでした。ナスダック総合株価指数は続落、同140.19ポイント安の10910.28ポイントでした。11月の米大統領選前に追加経済対策の成立可能性が低下し、個人投資家の買いが止まり、ハイテク株が売られました。NY原油先物相場は3日続伸、WTI期近物は前日比0.81ドル高の1バレル40.97ドルでした。NY金先物相場は4日ぶりに反落、12月物は前日比20.6ドル安の1トロイオンス1949.9ドルでした。NY円相場は4日続伸、前日比20銭円高・ドル安の1ドル=104円70~80銭でした。

 

17日のVIX指数は前日比0.42(1.61%)高の26.46でした。また、VIX3Mは同0.18(0.59%)高の30.75で、VIX/VIX3Mレシオは同0.01(1.02%)高の0.86と、依然として1を下回っているので米株式相場は良好です。また、Skew指数(スキュー指数、別名「ブラックスワン指数」)は、前日比3.35(2.46%)高の139.41でした。

 

一方、17日の日本では、プット・コールレシオは6.57と前日の7.19から低下しました。新高値銘柄数は131、新安値銘柄数はゼロ、東証1部の騰落レシオ(25日平均)は111.65と前日の114.60から低下しました。

 

なお、日経平均に関しては、日足ベースの一目均衡表では基準線は17日現在「上向き」から「水平」に転換しました。転換線は「水平」継続です。転換線と基準線は「好転」継続です。遅行スパンは26日前よりも上に浮上し、「好転」継続です。引き続き雲の上で推移しています。また、先行スパンのクロスは、現在は確認できません。また、17日現在のMACD(12日-26日)は155.63と前日の167.45から低下、シグナル(9日)は151.55と前日の153.58から低下、ヒストグラム(=MACD -シグナル)は4.08と前日の13.87から低下したものの、「買い」継続です。

 

米国でハイテク株が軟調なことに加え、外国為替市場での円高を受け、本日の日経平均の上値は重そうです。トランプ米大統領が16日、「共和党議員はもっと高額を求めよ」とツイッターに投稿したものの、米上院の共和党は独自案の増額に消極的と伝わったこともあり、当面の米ハイテク株は不安定な値動きが続きそうです。これが当面の日本株の上値圧迫要因となりそうです。しかしながら、本日に関しては、連休前の週末で持ち高調整の売りも出やすいとはみていますが、日本では月末接近で配当・権利取りの買い、配当の再投資が見込めるため、日本株の下値は堅そうです。想定レンジは23400円±200円程度です。

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