17日の海外動向と本日の相場見通し 日経平均は膠着、高PER銘柄売り、バリュー&アフターコロナが買いの展開

18日の大阪ナイトセッションの日経平均先物3月物は前日比20円高の30420円、高値は17日17時56分の30440円、安値は18日01時40分の30140円でした。17日のNYダウは3日続伸、前日比90.27ドル高の31613.02ドルと、3日続けて過去最高値を更新しました。米長期金利が約1年ぶりの高水準にあるため、ハイテク株の一角に売りが出たことで、ナスダック総合株価指数は続落、同82.004ポイント安の13965.495ポイントでした。NY原油先物相場は3日続伸、WTI期近の3月物は前日比1.09ドル高の1バレル61.14ドルでした。NY金先物相場は4日続落、4月物は前日比26.2ドル安の1トロイオンス1772.8ドルでした。

 

17日のVIX指数は前日比0.04(0.19%)高の21.50でした。また、VIX3Mは同0.03(0.11%)安の27.52で、VIX/VIX3Mレシオは同0.00(0.30%)高の0.78と、1を下回っています。このため、「リスクパリティ型ファンド」からの暴力的な売りを警戒する必要性が大幅に低下しています。また、Skew指数(スキュー指数、別名「ブラックスワン指数」)は、前日比4.28(3.05%)高の144.45でした。

 

17日の日本では、プット・コールレシオは0.39と前日と同じでした。東証1部の騰落レシオ(25日移動平均)は110.58と前日の109.98から上昇しました。新高値銘柄数は80、新安値銘柄数は1でした。

 

なお、日経平均に関しては、日足ベースの一目均衡表では基準線は17日現在「上向き」から「水平」に転換しました。転換線も「上向き」から「水平」に転換しました。転換線と基準線は「好転」継続です。遅行スパンは26日前の日足よりも上に浮上したままで、「好転」継続です。引き続き雲の上で推移しています。また、先行スパンのクロスは、現在は確認できません。先行スパン2は「上向き」継続です。また、17日現在のMACD(12日-26日)は641.31、シグナル(9日)は464.34、ヒストグラム(=MACD -シグナル)は176.97で、「買い」継続です。(買い転換は2月9日でした。)なお、ここ20日間のディストリビューションデー(株価指数が下落するときに取引高が前日より増大する日のことです。20日以内に5回あると暴落の兆しと言われています。)は5日です。

 

FRBは17日に1月26~27日開催のFOMCの議事要旨を公開しました。「会合参加者が「ここ数カ月、労働市場の回復ペースは鈍化している」などと雇用に強い警戒感を表明した。ワクチンの普及で景気の先行きには期待感があるが「FRBが目標とする水準にはほど遠い」と楽観論を封印した。」と報じられています。このため、超絶金融緩和は長期化し、世界的な株高も続く見通しです。なお、本日の日経平均に関しては、ここ最近までの上昇ピッチがあまりに速過ぎたため、上値は重そうです。ですが、短期的な過熱感以外に、特段悪材料は見当たらないため、下値不安が強まることはないでしょう。押し目では、担がれた売り方の買い戻しや、出遅れた投資家の押し目買いが入り、底は堅いとみています。想定レンジは30400円±300円程度です。米国で長期金利が上昇しているので、日本でも、高PER銘柄は売られ、景気敏感の割安株や、アフターコロナで業績が急回復しそうな旅行や飲食系が賑わいそうです。

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