18日の海外動向と本日の相場見通し 米株安を嫌気、日経平均の昨日は「騙し上げ」

19日の大阪ナイトセッションの日経平均先物6月物は前日比370円安の28090円、高値は18日16時30分の始値28440円、安値は19日05時21分の28080円でした。18日のNYダウは続落、前日比267.13ドル安の34060.66ドルでした。ナスダック総合株価指数も続落、同75.412ポイント安の13303.636ポイントでした。4月の住宅着工件数が前月比9.5%減と市場予想の2.2%減以上に減ったため、資本財など景気敏感株の一角に売りが出ました。NY原油先物相場は3日ぶりに反落、WTI期近の6月物は前日比0.78ドル安の1バレル65.49ドルでした。NY金先物相場は4日続伸、6月物は前日比0.4ドル高の1トロイオンス1868.0ドルでした。NY円相場は4日続伸、前日比35銭円高・ドル安の1ドル=108円85~95銭でした。

 

18日のVIX指数は前日比1.62(8.22%)高の21.34でした。また、VIX3Mは同1.08(4.67%)高の24.22で、VIX/VIX3Mレシオは同0.03(3.39%)高の0.88と、1を下回っているため、「リスクパリティ型ファンド」からの暴力的な売りを警戒する必要性は低下しています。Skew指数(スキュー指数、別名「ブラックスワン指数」)は、同1.11(0.80%)高の139.46でした。

 

18日の日本では、プット・コールレシオは0.29と前日の0.42から低下しました。東証1部の騰落レシオ(25日移動平均)は84.75と前日の84.86から上昇しました。新高値銘柄数は63、新安値銘柄数は80でした。

 

なお、日経平均に関しては、日足ベースの一目均衡表では基準線は5月18日現在「水平」から「下向き」に転換しました。転換線は「水平」を継続しました。転換線と基準線は「逆転」を継続しました。遅行スパンは26日前の日足を下回り続け、「逆転」を継続しました。また、「雲下抜け」を継続しました。また、先行スパンのクロスは、2021年5月31日です。先行スパン2は「水平」を継続しました。また、5月18日現在のMACD(12日-26日)はマイナス343.99、シグナル(9日)はマイナス203.93、ヒストグラム(=MACD -シグナル)はマイナス140.06と、「売り」を継続しました。2021年5月7日に買い転換しましたが、5月11日にあっさりと売り転換しました。なお、ここ20日間のディストリビューションデー(株価指数が下落するときに取引高が前日より増大する日のことです。20日以内に5回あると暴落の兆しと言われています。)は6日です。

 

 

 

米国株安を受け、本日の日経平均は下落する見通しです。想定レンジは28100円±500円程度です。昨日の日経平均は582.1円(2.09%)高でしたが、いわゆる「騙し上げ」となったようです。ただし、18日の米10年物国債利回りは前日比0.02%低下し1.63%で取引を終えました。この米長期金利の落ち着きはポジティブ材料です。なお、松井証券の18日のマザーズ信用買い評価損益率はマイナス22.89%(前営業日比はプラス2.28pt)だそうです。多少改善したとはいえ、新興銘柄中心に信用買い建てを行っている個人の手の内とマインドは相当悪化していることでしょう。よって、個人にとっての相場の体感温度は低い状態が維持される見通しです。

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